幼児と行く!ホテルアクティブリゾーツ宮城蔵王

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幼児連れだけど、たまには温泉旅行に行きたい~

格式のある温泉旅館は幼児連れだと気がひけるけれど、食事がバイキング形式だったり、ファミリー向けプランを全面に押し出している宿泊施設なら、敷居が低い!というわけで行ってきました。

仙台から車で約1時間、蔵王町・遠刈田温泉にあるホテルアクティブリゾーツ宮城蔵王(旧名称宮城蔵王ロイヤルホテル)。

大型のリゾートホテルという外観・設備ですが、いささかの年期は感じます。

”ホテルアクティブリゾーツ宮城蔵王”の良かった点

親子3人で1泊2食(バイキング)付の温泉宿が2万円以下!

仙台近郊で大人が温泉旅館に泊まるとなると、最低でも1泊1万円以上すると思いますが、こちらは3月の日・月利用でなんと大人一人7,500円でした。

夫婦と幼児(4歳児)分で、合わせて17,438円! 親子3人で温泉に泊まり夕食朝食バイキングで好き放題食べて、2万円しないんです。助かります(涙)。

破格の安さの理由を考えてみると、建物の老朽化、冬(スキー客)以外のシーズンの集客力に乏しい(周辺観光施設が少ない)といったところでしょうか。

老朽化は室内、館内の至るところでひび割れやシミなどを発見して感じましたが、それはある程度年月の経った建物なら仕方ないことですからね。

今回はバイキングと温泉のみが目当てだったので、周辺観光施設へのアクセスや観光施設の有無はほとんど気になりませんでした。

3月いっぱいまでは休業期間ですが、4月~11月は車で5分のところにある蔵王ハートランドが営業しているため、ホテルのレンタル自転車を借りてそちらに寄るというのもいいかもしれません。

バイキングは夕食は山形の郷土料理、朝食は蔵王チーズが美味しい

ホテルアクティブリゾーツ宮城蔵王ビュッフェスペース
バイキング会場入口。手前にキッズプレートコーナーが。
ホテルアクティブリゾーツ宮城蔵王ビュッフェプレート
汁物は芋煮汁。奥は牛肉の焼き物。

バイキングは種類がとても豊富で、味も美味しく、夕食も朝食も満足できるものでした。

夕食は和洋中のおかずにお寿司(マグロ・サーモン・さわら)・天ぷら(えび・タラの芽)などなど。。。

すごく豪華な食材があったり、魅せ方があるというわけではないけれど、温かいものはきちっと温かく、冷たいものは冷たく提供されていて、一つ一つ丁寧にしっかりとしたごしらえ・味付けしている印象でした。

特に印象に残ったのは、山形の芋煮汁や玉こん、タラの芽の天ぷら、山菜の和え物など。

山形が近いので、山形の郷土料理や山の幸を取り入れていて、味も良かったです。

デザートも果物やケーキだけでなく、アイスや自分でレバーを押して出すソフトクリームの機械まであって、面白かったです。

朝食はいわゆるホテルの和洋食のビュッフェでしたが、蔵王だけあって、蔵王チーズが食べ放題♪

この蔵王チーズ、いわゆるクリームチーズで、パンに塗ってもオムレツに塗っても美味しいんですが、この蔵王チーズをお皿に山のように盛っているご婦人を2人ほど見かけました(笑)

また、朝食で一番美味しかったのは、この蔵王チーズを入れて、シェフがその場で一食分ずつ焼いてくれるオムレツ。

卵の中身がとろ~っと半熟で、まさに絶妙な火の入り加減!

思わずシェフブラボー!!と言いたくなりましたね、シェフは淡々とやっていらっしゃいましたが。

蔵王クリームチーズ
朝食の蔵王クリームチーズをお土産にも買いました♪

子連れ歓迎サービスがいっぱい

貸し出ししてくれる子ども用浴衣
4歳の息子(身長100センチ)でも着れる浴衣をフロントで貸し出してもらいました。

・キッズルーム(遊具、ガチャポン、絵本)がある
・幼児でも着れる極小サイズの浴衣がある
・バイキング会場には子ども用の食器も豊富にある(※子ども用の箸はなかったようですが)
・大浴場には子ども用のボディソープがある(赤ちゃん用の浴用椅子もありました)

上記のような子ども連れへのサービスがありました。

また、日曜日の宿泊だったので乳幼児含め子連れ客は少なかったのですが、シニア層をメインに宿泊客は多く、ホテル自体が賑わっていたので、部屋以外は適度な喧噪があって、必要以上に子どもの声などを気にすることもなく、リラックスして過ごすことができました。

小さい子ども連れにおすすめの宿といえることができると思います。

仙台駅から約1時間の高速バスが便利

宮交バス乗り場
ホテル行きの路線バスは旧さくらの前 宮交バス33番のり場から

無料ではないのですが、仙台駅から、アクティブリゾーツ宮城蔵王までの高速バス(宮城交通・仙台ー村田・蔵王遠刈田行き)があります。

運行は約1時間に1本で、運賃は往復1,900円(回数券使用時)。

宮城交通の路線バスなんですが、ホテルが終点のため、降りる場所を気にすることなくゆっくりと最後まで乗っていることができます。

ホテルアクティブリゾーツ宮城蔵王で気をつけたいこと

子ども用の歯ブラシセットを持っていこう

子どもの歯ブラシセットを持参しましたが、やはり宿では歯ブラシは大人2人分の用意しかなかったので、持参して良かったです。

コンビニは車で3分、徒歩20分なので、現地調達は車じゃないとほぼ無理ですね💦 忘れないようにしましょう。

子どもの羽織ものを持っていこう

大人は浴衣と丹前が部屋に用意されているので、肌寒いときは丹前を羽織ることができましたが、子ども用のサイズの浴衣はあれど丹前がなかったので、食事会場で子どもに寒い思いをさせてしまいました。

全館暖房は入っていましたが、やはり3月の山間部ということで服1枚ではうっすら寒さを感じました。

部屋は暖房の調節ができましたが、バイキングのときに何か羽織るものがあればよかったです。

大人は丹前があるのでいらないのですが、子ども用にカーディガンやダウンベストなどを持っていくとベストです。

和室の布団敷きはマットレスなので少々重かった

泊まった部屋は和室でしたが、布団敷きはセルフサービス。

安いプランなので当たり前と思ってやりましたが、敷き布団が綿布団ではなくマットレスで、押し入れから出してくるのがけっこう重かったです💦

洋室だとベッドなので布団敷きがないから、その点は洋室の方がいいかな~

子どもがベッドから落ちなければ、ですが(*^-^*)