ママ6年目の私が育児を3つの言葉で表すなら、「孤独」「忍耐」「継続」




私にとって今のところ育児は「孤独」「忍耐」「継続」

今、流行っている、100の質問でお決まりの「〇〇を3つの言葉で表すなら?」というフレーズ。

はじめての育児から6年が経過し、子育てのファーストシーズン(?)が終了した今、私が育児について、3つの言葉で表わすとしたら、考えてみました。

孤独

まず一番最初に思いつくのが、孤独。

今振り返っても、育児とは孤独な闘い。

私だけでなく、大家族ではなく核家族で子育てをしている人、故郷を離れて身内や知り合いの少ない場所で子育てをしている人はみんな、はじめての育児がはじまると、「孤独」を感じるでしょう。

もの言えぬ赤ちゃんと1日中、1対1。

帰宅した夫、散歩中声をかけてくれたおじいちゃんおばあちゃん、短い時間でも大人と話すのが、どれだけありがたく感じたことか。

たった1人で過ごしているより、赤ちゃんと2人きりで過ごしている方が「孤独」を感じるなんて、育児するまではわかりませんでした。

 

忍耐

2番目の言葉は、忍耐。

子どもは少しずつ、色々なことを習得していくので、大人が「待つ」ことはとても大事。

手をとって、やらせてみることも大事だけど、子どもが「自ら気付いたり」「失敗を繰り返して自ら学ぶ」のを、じっくりと待つことも大事。

子どもは自分に必要なことは自分で力強く吸収していく性質を持っているので、先回りして与えすぎない。

特に、子どもが言葉がわかるようになってくると、親は色々言ってしまいがち。

目の前で失敗していても、安易に手助けせず、自分で立ち上がるのをじっと見守る。

「こうしたらいい」「こうしないからだ」といった親の価値観を一方的にインストールしないように、気をつけなければいけない。

待てる大人がそばにいると、子どもは自分の力で、自信をつけながらぐんぐん成長していくと感じる。

 

継続

育児には、こうしたらこうなる、というセオリーはほとんどなく、逆に親が頑張りすぎるとその成果を子どもに求めてしまい「報われない」と感じることの方が多いということがわかりました。

ただ、そんな中でも続けていると良かったなと思えることもあります。

例えば、食事で、毎日できるだけバラエティに富んだ食材を使ったり、組み合わせを変えて色んなメニューを出している → 食べ物の好き嫌いが少ない子になっている

毎日読み聞かせをしている → すすんで本を読む子になっている

因果関係がどこまであるかはわからないけれど、私が継続していることが少しでも子どもの役に立ったかもしれない、と思うことができる。

それがとても嬉しい。

 

子どもとは、という質問ならもっとポジティブな言葉が浮かんできそうだけど(今度考えてみよう)、子どもを育てる、という言葉になると、責任が伴うからか、けっこうシビアな言葉3つになりました(笑)。