目次
自転車で育児をすると、こんなメリットがある!?
自転車育児とは、私の造語で、車を持たずに移動を基本自転車でする育児です。
雨の日など子どもを運ぶのに苦労しそうだし、たくさんの荷物は運べないし、大変そうだというイメージがあると思いますが、実はけっこうメリットもあるかも・・・と思っているので、まとめてみました。
1.子どもに公共マナーが身に付きやすい
車がないと、電車やバス、地下鉄に乗る機会がぐっと増えます。
小さい頃から公共交通機関をよく利用していると、乗車するためには列に並ばないといけないし、乗ったら席やスペースを譲り合わないといけないし、乗っている間は騒いではいけない、といったことを同行者に教わり、自然とそれが身に付くようになります。
息子は今やんちゃ盛りの5歳ですが、バスや地下鉄に乗ると、すっと静かになるようになりました。
自家用車なら目的地まで、大きな声で歌を歌っていけますが、公共交通機関では、そういうわけにはいきません。
どんなに楽しい気分であっても、その場に応じた振る舞いをしなければならない、ということが、皮膚感覚で身に付くのは、車を持たないからこそ。
あと、公共交通機関を利用するメリットは、色々な人と接するということ。
若い人に老いた人、優しそうな人に怖そうな人、
外国語を話している人もいれば、パソコンをしている人もいれば、パンを食べている人もいるし、
盲導犬を連れている目の不自由な人に会うことも。
そういう人たちと、隣り合わせになったり同じ空間を共有しているとき、これって社会の縮図だよなぁと思わずにいられません。
社会には色々な人たちがいる、ということを無条件に受け入れることができる空間が、公共交通機関なのです。
公共のマナーを守ることで、この色々な人々の中で、自分もそれなりに快適に、安心して過ごすことができる。
そのことが幼いなりに何となく身についていっているような気がします。
2.子どもが時間を守るようになる
これは、本数の少ない公共交通機関を利用する場合、特に言えることです。
我が家の場合、普段は10分間隔の地下鉄なので不便は全く感じないのですが、ちょっと遠くへ出かけるとなると1時間に1本のバス利用になり、難易度がぐっとUP!
子どもを連れての外出で、時間通りに家を出ることの難しさよ!!
ただ、子どもが年長ぐらいになると、身支度も自分でできるようになるし、バスに遅れる=目的地(遊び)に行けないという因果関係がわかるようになる。
つまり、遅く起きたりダラダラ準備していると、出発が遅れて、バスに乗れず、楽しい思いができない、ということが子どももわかるので、子ども自ら「早く準備するよ!」となってくれるのです。
これ、自家用車だったらどうなりますか?
5分くらい出発が遅れたってどうってことないですよね?
バスの出発時刻に1分遅れたら? 自転車族には、死活問題💦
帰りのバスも、「もっと遊びたい~」となっても乗り遅れたら家に帰れない。。。
こういう局面での時間のシビアさは子どもにもちゃんと伝わるみたいです。
3.大人は荷物を最小限にすることができる
自転車族は、車移動の人たちに比べて、まぁ荷物が持っていけません。
「使うかどうかわからないけど、一応持ってっておこう」
ということがあまりできない。
たくさんの荷物は、自分たちの機動力を落とすだけだから、
荷物は常に、必要最小限。
持ち物候補を取捨選択して少数精鋭の装備でお出かけすることができます。
4.大人も子どもも現場で臨機応変に問題を解決できるようになる
あとは、現場での機転、臨機応変さを必要とする機会が多いということ。
持ち物が少なくて困ることもあるし、車だったら雨風しのげたり、寒さや暑さがしのげるけれど、自然の前に無防備な自転車族はあまりに無力。。。
例えば自転車で近隣に何もない国道を走っているときに、突然の大雨&雷に遭遇した場合。
車移動なら「あ~、車で良かったね」で済むシチュエーションですが、レインコート代わりになるものを探したり、雨宿りできる場所を探し、駆け込んで、スマホで雨雲レーダーを見て、今後のルートを練り直す。。。
自転車族は頭と体をフル活用になりますね(笑)
いかがでしたか?
節約だけではなく、意外にも色々なメリットがある自転車生活、自転車育児です。