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一時停止マークのない、普通の道路を横切ろうとするとき、止まってくれるのは、圧倒的に高級車が多い
我が家には車がないので、私は万年歩行者です。
そんな中、確信のように思うことが、、、
一時停止マークのない、普通の道路を横切ろうとするとき、止まって私たち歩行者に道を譲ってくれるのは、圧倒的に高級車が多い、ということです。
軽自動車や多くの大衆車は、まず止まらない(笑)
環境にやさしいプリウスも、人にはそんなに優しくないのか、止まらない(笑)
車体に社名が大きく入っている社用車も、止まらない(笑)
あ、止まってくれた!と思ってお礼をするために顔を向けると、大抵が高級車です。
高級車といっても私がわかる車は限られていますが、アウディと、ベンツ、レクサスは止まってくれる確率が高いような気がしました(住んでいる地域によるものでしょうが)また、メーカー・車種はわかりませんが、高級車には全く縁がなく、うという私にも、こりゃ高級車だな、とわかる、明らかにいかつい車(笑)も止まってくれることが多い。
最初は偶然かなと思いましたが、あまりにその確率が高い。
なんでかな、と思い理由を考えてみました。
私がまず思ったのが
高級車を所持するお金持ちには時間の余裕がある
高級車のランクにもよるでしょうが、本当に高い高級車に乗っている人というのは、あくせく働かなくてもいい人だと思います。
会社の社長とか、役員とか、遅刻してもいい偉い人たち。
なので、自分の時間を相手に割いてあげられる。
大衆車に乗っている人は、時間に追われているんでしょうね、交通弱者のために一時停止する時間もやっぱり惜しい(笑)。
嫌味ではありません、自分もそうなので。自分の時間を削って、自分のため、家族のためにあくせく働いているんです。
でも、それだけが理由ではない気がして、夫にも聞いてみました。
高級車を所持するお金持ちにはささいなトラブルでも、失うものが大きい
夫はこう思うそうです。
高級車に乗っているお金持ちは、万が一歩行者と事故を起こしたら、そのことで払う代償が大きすぎる。賠償金もお金持ちゆえたくさん払わないといけないし、会社や社会で名誉ある地位にいるのに、傷がついてしまう、そういう社会的な損失も大きい。だから、リスク回避のために、安全運転をしているのではないか、と。
なるほど、失うものが大きいから、というのもあるのかもしれません。費用対効果的には、非常に理にかなった行動に思えます。
「金持ち喧嘩せず」「ノブレス・オブリージュ」
そういえば「金持ち喧嘩せず」という言葉があります。
本当のお金持ちは争いを避ける。その方が無駄な出費がなくなり、資産を守ることができるから、というような意味だそうです。
そして、欧米社会には、「ノブレス・オブリージュ(フランス語)」、身分の高い人は、それに応じて果たさなければいけない社会的責任がある、という道徳観があると聞いたことがあります。身分の差のない日本ではこういった道徳観は根付いていませんが、お金持ちの人たちなりの「持てる者の義務」という意識はどこかにあるかもしれません。
いずれにしても、交通弱者に優しい高級車の存在は、私のような低所得者には唯一?のお金持ちとの接点。高級車=高級車に乗る人、にいいイメージを持つ出来事になっています。
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