子どもが産まれて、親としての責任を感じるようになりました。
それは具体的に、この子に、世の中を生き抜く素地を作ってあげないといけない、ということです。
じゃあ、その世の中を生き抜く力って何だろう、と自問すると、なかなか一言では言い表せない。
でも無理やり、言葉にしてみると、私自身、40ウン年生きてきて、生きるのに必要な力というのは、次の二つかなと感じます。
・困難を乗り越える力
・幸せを感じる力
困難を乗り越える力、というのは、人生の大なり小なりの壁にぶつかったときに、それを乗り越えたり、うまく回避したりする力。
幸せを感じる力、というのは、「幸せ」というのは、客観的なものではなく、主観的なものなので、どんな状況の中でも「幸せ」を感じた方が人生は楽しいから。
困難を乗り越える力の素地になるものは何かなぁと考えてみると、地頭の良さであったり、自分を信じる気持ち(自己肯定感)なのかなぁと。
幸せを感じる力は、感性がポイントかなぁという気がします。
ただ、どうも漠然としますよね💦
幸せを感じる力の方は、五感を研ぎ澄ませ、生きている喜びを素直に感じることができればいいのかなと思います。美味しいものを食べて「美味しいね」であったり、美しい景色を見て「きれいだね」であったり、シンプルだけど、そういうことの積み重ねで「生きるのは面白いこと、嬉しいこと」というのを子どもが体感してくれればいいのかなと。
やっちゃいけないのは、人と比べて自分や他人を卑下したりすることでしょうか。
私がより難しいと思うのが、困難を乗り越える力、という漠然としたものの素地をいかにして作るか、ということ。
答えは出ていませんがヒントになると思うのが、「やり抜く力(GRIT)」。グリット、というそうです。
読んでみると、なるほど、勉強でも仕事でも家庭でも、人生の成功を収めるには、確かに「やり抜くこと」が必要だと思いました。飽き性で「やり抜く」ことをあまりしてこなかった自分が、社会的に成功してないのは当たっているし💦
じゃあ、子どものやり抜く力を伸ばすにはどうすればいいのか、といった具体的な方法は薄い(まだ研究中、ということでしょうか)ですが、やり抜く力の大切さが改めて実感でき、GRITの診断テストもあるので、読み物としてとても興味深かったです。
””幾多の困難を乗り越えて、やり抜く” そこに人生の成功や満足があることは疑いようのないことなので、子どもに、いかに「やり抜く」ことの素晴らしさを伝えるか。
まずは子どもがやりたい、と言ったことはできるだけ最後まで子どもにやらせてあげる、ということかな、と思っています。
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