子どもの病院をかかりつけ医ではなく二股にしている理由




子どもの通う病院、かかりつけ医をつくって、いつも同じところで診てもらえば一番いいんでしょうが、共働きだと、なかなかそううまくいかないことがあります。

なぜかというと、診療時間。

診療時間が、夕方16時30分までだったり、予防接種の受付時間が、平日の13:30~15:00だったりと、働く母が増えてきた今でも、専業主婦の母親を前提にした診療時間の病院はまだまだたくさんあります。

退社してからでは間に合わず、病院に行くのに、わざわざ仕事を休まないといけなくなると、働く母としては、本当に困ってしまいます。

もちろん急病や症状が重いときは会社を休んで看病するのは当たり前ですが、予防接種や、軽い症状で薬だけを出してもらいたいときまで、会社を休まないといけなくなると、仕事を続けること自体が困難になってくることもあります。

そこで、私は割り切って、病院は二股でいこう、と決めました。立地や診療時間、そして医師と自分との相性が、全て揃った病院はそうそうないので、2つ以上の病院を自分たちの都合によって使い分けるしかない。薬を出したりするのは下手だけど(診断ミス?)遅くまで予防接種をしてくれる病院は、予防接種メインでお世話になることにしよう、など。

ただ、複数の病院にかかるときは、診察のときに、病気の経過や飲んでいる薬の説明をちゃんとしないと、医師に必要十分な情報が伝わらず、せっかくの診察が無駄になってしまうこともあります。

なので、私は基本的に診察前に「おくすり手帳」を出すようにしています。受付の際に「おくすり手帳」を見せてください、と言う病院も大分増えてきましたし、診察の際に医師がそれを読んで、総合的な判断をしているように思えるからです。

この病院に来る前に「どこの病院に行って、何の薬を出してもらったか」という情報は、私が考える以上に、医師にとっては重要だし、それが一目でわかるお薬手帳の重要性も窺えます。

お医者さまにもワークライフバランスがあって、診療時間も多様化になって当然なので、病院と患者が、いかに与えられた条件の中で最大の医療サービスを得られるか、提供できるか、お互いの理解と協力が必要なんだろうと思います。




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