ドイツ人作家ジュディス・カーの「おちゃのじかんにきたとら」は、外国の絵本ってしみじみいいな~と思わせてくれる絵本です。
ある日突然、小さな女の子のいる家にトラがやってきて「お腹が空いているから一緒にお茶をしてください」と言われる、というお話。
奇想天外な話(ファンタジー)なんですが、のほほんとした、温かいタッチの絵がとても魅力的で、私が大好きなので息子には定期的に読んでいます。
女の子や女の子のママとパパの服装や色合いがとてもお洒落で、色使いからヨーロッパの雰囲気が伝わってきます。
私がいつも感心するのは、女の子のタイツの柄や、浴室の壁の模様。日本にはない美的感覚にもあふれた本です。
読み終わった後、息子に「なんでトラさん(おちゃのじかんに)きたの?」と聞かれて、「なんでだろうね~」と答えるのがまたしあわせなルーティーンです。
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