結婚したものの、経済的に安定しておらず、実の母を若い頃亡くしていて出産育児の支援が得られないこともあって、子どもを持つことに関してはあきらめかけていました。
そんな私が子供が欲しい!と思い、真剣に妊活した一番の理由は、35歳を過ぎ、出産のタイムリミットを強く意識するようになったからです。
今まで子どもを持たなかったのは、消極的な選択でした。
でも、生殖医療が一般的になりつつある今、このまま産めるリミットを過ぎ、50歳、60歳になったとき、第3者に子どもがいない説明をどうするのか。
「不妊治療はしたの?」当然聞かれるだろう質問に、このままだと自分で納得のいく答えができない。
「子どもを持ちたくない」という強い意志があるわけではないのに、子どもを持たない半生を背負っていく覚悟ができない、と思いました。できるだけのことをやって、それでダメだったら、自分でも「やったけど駄目だった」と納得できるし、他人にも説明ができると思いました。
妊活を真剣にはじめたのはそういう考えからでしたが、「もし子どもを授かったら、育てていくことができるか」について自信を与えてくれたのは、次の3つだったと思います。
目次
1.ファイナンシャルプランナーの資格をとった
人並外れて低い年収の我が家で本当に子育てができるのか、そして老後費用は貯められるのか。漠然としたお金の不安を解消するため、FP2級資格をとりました。
2.里帰り出産しなかった人たちのブログを読んで情報収集
里帰り出産せずに自分たち夫婦でなんとか妊娠後期から産後まで乗り切った人たちのブログやサイトへの投稿を読み、どうすれば自分にもそれが可能か参考にしました。色々なブログやサイトを読む中で、親の支援を受けられないだけでなく、夫も海外赴任中、単身赴任中の中出産した人もいることを知り、自分はまだ夫の全面協力を得られる分、恵まれているのだと思いました。
3.臨時収入があった
たまたま妊活中に、義実家より生前贈与?というのか満期の生命保険金300万をいただきました。妊活中であることは伝えていなかったので、本当に偶然だと思うんですが、結果的にこのお金があるということが、「私(妻)が出産のために仕事を辞めても、出産前後の計3年間くらいは何とかなる!」という安心感になりました。自分たちの貯金(老後資金としてこつこつ貯めていたもの)もある程度ありましたが、こういうまとまった臨時収入は心強かったです。
妊娠出産育児はとてもストレスがかかるので、せめてお金のストレスとは一時的に無縁であれたことは幸いでした。
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