親になると、子どもには、習い事でできることや自信を増やしていってほしいと思いますよね。
でも、その子の個性や環境もあって、続けられる習い事を見つけるのはけっこう難しい。。。という壁にぶつかります。
特に、”じっとしていることが苦手”というADHD特性があると、親の「してほしい」と子どもの「やりたい」習い事に余計に食い違いが生れる気がします。
そこで、我が家で息子が楽しく続けられている習い事を紹介したいと思います。
息子の性格:人見知りはしない、ブロック遊びが好き、運動は”得意”ではないが体を動かすこと自体は好き
目次
ADHD小2息子と相性が良かった習い事
水泳
保育園から小2まで、水いぼでお休みした期間はありますが通算2年半続けています。
週1回なので、進級はとてもゆっくりですが、初心者クラスは先生も優しく、本人もストレスないようです。
残念ながらまだ”泳げる”ところまでは行っていませんが、幼児の頃から水に慣れていることで、一人で顔を洗うとか、入浴時一人で頭を洗うということがスムーズにできているんだろうと思っています。
”じっとしていることが苦手”ですが、スイミングスクールでは何もせず待っている時間も水の中という”非日常空間”。
そこに気がとられて、多動も抑えめになるのかと私的には思っています。
英会話
外国人の先生が教えてくださる少人数の英会話教室は2年目に入りました。
アルファベットを書く練習もあるものの、歌ったり、色を塗ったり、クイズをしたり、ゲームをしたりと子どもを飽きさせない工夫が凝らされているため、楽しく通っています。
たくさん通ったら文具や雑貨がプレゼントしてもらえる、という仕組みも、子どもには嬉しいみたい。
学校の授業のような”座学”ではなく、能動的な授業スタイルのため、息子の授業に向かう”積極性も評価してもらっています。
何を学ぶか、だけではなく”どう学ぶか”ということも重要なんだと痛感しています。
ロボット製作
まだ始めたばかりなんですが、今までで一番息子が楽しそうな習い事。
ロボット製作のキットを毎回テキストを見ながら組み替えて、色々なロボットを作る、という教室です。
最初1年間はロボットだけを作り、クラスが上がると、プログラミングしてロボットを動かすという内容になるとのことです。
基本的にはテキストを見ながら一人で淡々とロボットを組み立てていく内容なので、テキストを理解する力、パーツを取外しできる指先の力(パーツは連続使用するため、けっこう固い)、わからない時に先生に聞く力、が必要、という感じ。
ブロックが大好きな息子にとっては遊びの延長で楽しくできるのもうなずけます。
心配事があるとすれば、早く終わった後など手が空いたときに余計なことをしないか、ということですね💦
”向かない”と思った習い事
私が息子に向かないと思う習い事は、「公文」と集団指導の習い事全般(笑)です。
「公文」はまず、息子は単調な反復練習が大嫌いなので💦
そして実体験では集団指導の「体操教室」。先生1人で15人以上の生徒を見るのですが、「体操」は個人でできる運動なのに先生に見てもらえない時間が長くて、どうしても集中が切れて遊びはじめてしまう息子。。。
生徒の数が多くて”待つ”時間が長かったり自主練習が多くなる習い事は、じっとしている&単調な作業が苦手なADHDの子には基本向きません。
やりたいのであれば”個人指導”や”少人数指導”といったところにこだわって始めるといいと思います。
個人指導だとコストが高くなりがちですが、その分、習い事の数や期間を絞って効果的にできるといいのではないかと思います。
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