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ワーママだったときに思ったこと
私が一番時短料理を必要としていたのが、息子を保育園に預けてパート勤務していた5年間でした。
パートと言っても、通勤時間を合わせると拘束時間は7時間弱。
息子を9時前に寝かせるために、料理に費やせる時間は30分程度で、しかも息子の相手や家事をしながら、、、
そのとき心の底から思ったのが次のこと。
・料理の下ごしらえ(切る、下味をつける)が面倒。
・火の面倒を見るのが面倒。
・週末の作り置きなんてムリ。週末こそ休みたい。
そんな日々に、よく作っていた時短おすすめメニューをご紹介します。
鉄板の時短神メニュー3選
正直一番手っ取り早くて満足度が高いのは焼肉だと思いますが(1週間に2回は焼肉だったような気がします💦)、それ以外で私がよく使っていたメニューをご紹介します。
①肉そぼろ・・・用意しておけば何とかなる!
三色丼やうどんやそうめんに乗っけて食べたり、市販のトマトソースに加えて濃厚ミートソースにしたり、肉そぼろがあれば、とにかくご飯が食べられる!と思っていました。
豚肉100%でもいいのですが、私は牛肉が好きなので、合挽肉で肉そぼろを作っていました。
ひき肉が安く売られていたら、多めに買って、しょうゆ・砂糖・ちょっぴりの味噌で炒り煮して、食べきれない分は冷凍して、何回かに分けて使っていました。
②ポトフ・・・圧力鍋でまるごと簡単。カレーにもできる!
人参、玉ねぎ、じゃがいも等を、皮だけ剥いて、胸肉丸ごとorカレー・シチュー用肉と水、コンソメと一緒に丸ごと圧力鍋へ。
圧がかかったら、弱火で10~15分(塊肉を入れた場合は15分)。
圧が抜けたら具材だけ取り出し、適当な大きさに切り分けます。
生の固い状態で切るのと違い、とても切りやすく、小さい子どもでも食べやすい柔らかさになっています。
また、丸ごと入れることで、圧力鍋にありがちな野菜が溶けるということが防げます。
圧を抜く時間が30分必要なので、私は夕食に使うのはあきらめ(冷水で急冷が怖くてできない💦)朝仕込んで夕食にソーセージ入れてポトフで食べたり、カレールーを入れたりしていました。
③鶏モモ肉のグリル・・・焼くだけ簡単!
鶏モモ肉を玉ねぎやじゃがいも(これは切る)と一緒に魚焼きグリルで焼くのも簡単で美味しいです。
味付けは塩・こしょうのみ。モモ肉の脂で、十分美味しい。
特に最近の魚焼きグリルは、時間を設定できるので、15分、と設定すると15分後には音で知らせてくれるので、火の番をしなくていいのが嬉しいです。
野菜が足りないときの定番レシピ
ナムル
野菜を茹でて、ゴマ油・鶏ガラスープの素、塩で和えるだけ。
なのに何でこんなに美味しいんでしょう?
青菜があるときは青菜、ないときはもやしやキャベツ、人参、しめじなどでよく作っていました。
浅漬け
前日の夜に、きゅうりや大根を薄切りにして、ビニール袋に白だしを入れて、モミモミして冷蔵庫へ。
翌朝には美味しい浅漬けになっています。
シンプルに白だしだけでもいいし、酢を加えたり、塩昆布を加えたりと少し変化をつければ飽きません。
焼き浸し
パプリカやナス、ズッキーニやアスパラを食べやすい大きさに切って、魚焼きグリル(オーブン)で素焼きします。
そのまま醤油+かつおぶしでお浸しで食べてもいいし、白だしやめんつゆを水で薄めたものにさっと漬けて焼き浸しにすると、野菜がもりもり食べられます。
あのときの自分に教えたい、+αの時短レシピ
豆の水煮・・・炊飯器で超時短
外でパートに出ていたときは、豆を自分で煮るのは無理だと思っていました。
豆は、大抵煮る前に一晩水につけて戻さないといけないからです。
が、最近炊飯器で豆をゆでられるということを知りました。
これなら、吸水に一晩かからず、2時間位で、豆の水煮ができます。
実際大豆と青豆で試してみましたが、柔らかくなりすぎず、私の好きなやや硬めにゆでられるので(保温時間を長くすれば、その分柔らかくなる)とても美味しくできました。
炊飯器はほぼ毎日使いますが、たまにご飯を多く炊き過ぎてしまい、炊飯に使わない日などは、豆の水煮を作るのは、とってもおススメです。
ホットプレートを平日夜にも使う!
働いていたとき、ホットプレートは休日専用で使っていました。
焼きそばや餃子、たまにたこ焼き。
でも、パートをいったん辞めて気付いたんですが、ホットプレートの”焦げない” ”一度に大量に料理できる”という特性は、忙しい平日にこそ使えるものだったかも。
メニューのレパートリーも、パスタ(水を捨てないで作る)、ピラフ(生米から作っても早い)、ミートローフ(ハンバーグの生地を広げて焼くだけ)、鮭のチャンチャン焼き、ホイル焼きなどやろうと思えば色々できることがわかりました。
ホットプレートは大きいものであれば、ご飯ものや麺類など、一品料理を家族4人分くらいまで一度に作れるのが時短。
一品料理は炭水化物とタンパク質、野菜が一気にとれるので、非常に合理的です。
問題は、ホットプレートの出し入れが面倒だということ。
これについては、共働きで日中誰も家にいないなら、リビングにホットプレートを出しっぱなしにしておくのがいいかもしれません。
メインテーブルに置くと邪魔になるなら、ホットプレート用の小テーブルを用意し、普段からそこに常備させておく。
使うときはスイッチを入れるだけという状態にしておくと、活躍頻度がぐっとあがるような気がします。
時短料理のポイント
切らなくていい材料を使う
切らなくてもいい野菜はもやし・きゅうり(最悪味噌つけて丸かじり💦)・ミニトマトなど。
タンパク質系では、切り身の魚や薄切り肉、はんぺんや魚肉ソーセージのような加工品もそのまま食べられたり、手でちぎれるので包丁いらず(ストレスフリー)。
焼くだけ調理が一番簡単。
調理法として、焼くだけなのが一番手間がなく、時間もかからず、美味しいと思います。
例えば焼肉。
焼肉用の薄切り肉をさっと焼いたあと焼肉のタレをつけて食べる。
これなら実際けっこう疲れていてもできちゃいます。
焼き魚も然り。
フライパンで焼くのはもちろん、オーブンや魚焼きグリルでの”焼き”も、旨味が閉じ込められて、大変美味しい(^^♪
私もズッキーニやかぼちゃを魚焼きグリルで素焼きしたものに塩をふって食べていますが、ヘルシーな上に素材の甘みが際立ってとても美味しいです。
時短でもとにかく美味しいものを食べたいなら、「焼く」を追及して、ガスオーブン、後片付けの楽な最近の魚焼きグリルを導入するのもおすすめです。
実際私は最近台所をリフォームして、魚焼きグリルで野菜を焼くようになってから、焼くだけでこんなに美味しいなら、味付けとかいろいろ細かいすることないじゃん!と思っています。お肉はまだグリルであまり焼いていませんが、きっとお肉も美味しいはずなので、ガスオーブンの導入を検討しています。
丸ごと調理できる素材は丸ごと調理する
焼くのが簡単とは言え、全ての食材がすぐ焼けるように薄切りになっているわけではありません。
それにたまにはカレーやぶり大根や肉じゃがといった煮物が食べたいです。
そこで、包丁で切りづらい固い根菜類や、火の通りにくい塊肉などは、圧力鍋や炊飯器で、まるごと一気に火を通すのがおすすめです。
圧力鍋や炊飯器で加熱して火を通してから包丁で切ればいいのです。(柔らかいので包丁で切るまでもなく手で割れるぐらいになる)
丸ごと調理は、圧力鍋や炊飯器といった便利な家電を使っても、1時間はかかりますが、火事にならないよう火元を見ていなければならない時間が短くすむため(圧力鍋は~20分、炊飯器はゼロ。)、他のこととの並行処理ができるので、結果時短になるのです。
この丸ごと調理を使いこなすことが、待ったなしの育児や仕事をしながら栄養バランスやバラエティに富んだ料理を作ることができるポイントなのではないかと確信しています。
最近は、この圧力鍋や炊飯器の機能をさらにグレードアップ&多機能化させた電気圧力鍋に人気が集まっていますが、さもありなんですね。
料理ができるのに多少時間がかかっても、火の始末の心配をせずスイッチ入れたらあとはおまかせできるというのは、忙しい人には本当にストレスフリーですから。