【備忘録】サロン・デュ・ショコラ2019のセレクションBOX1の感想。

サロンデュショコラ2019セレクションボックス1

2019年の2月に初めてサロンデュショコラのセレクションボックスを買いました。

記事を書くのが遅くなりましたが、来年のサロンデュショコラへの備忘録として、記しておきます。

サロン・デュ・ショコラのセレクションボックスとは

サロンデュショコラ2019セレクションボックス1外観

夢のような競作BOX

サロン・デュ・ショコラに参加しているブランドの中で、いくつかのブランドがテーマに沿った一品を提供し、詰め合わせたのがセレクションボックスです。

つまり、サロン・デュ・ショコラに参加するショコラティエ達の競作BOX。

購入者に食べ比べをされるので、これ、よほど自信と度胸がないと出品できないですよね。

老舗ブランドもあれば、このサロンデュショコラをきっかけに日本進出を狙う新進気鋭のショコラティエのショコラもあります

数量限定で、とても人気が高いため、開店時刻前から並んで整理券をもらわないと、買うことができません。

 

2019年は6種類のラインナップ

2019年のセレクションボックスは6種類ありました。

私は、その中でも一番豪華な(個数が多く高価な)セレクションボックス1(16個入8,964円)を購入しました。

セレクションボックス1のテーマは”Nature(ナチュール)”。

「自然」がテーマです。

ちなみに2019年の全てのセレクションボックスとテーマは以下の通り。

セレクションBOX2・・・FRUIT (フルーツ)(12ヶ入6,912円)   
セレクションBOX3・・・HAKKO(発酵)(8ヶ入4,320円)     
MOFセレクションBOX・・・MOF(フランス国家最優秀職人賞)シェフ達  (8ヶ入4,320円)
ベリーベリースペシャルBOX・・・「ベリー」がテーマ (6ヶ入3,240円)     
ワールドチョコレートマスターズ・・・世界的大会「ワールドチョコレートマスターズ」の歴代日本代表メンバーの新作ショコラ  (7ヶ入3,780円)
ジャパニーズセレクション・・・「明治」と日本の若きシェフ3人のコラボ焼き菓子 (6ヶ入[3種各2個]2,700円)

高級チョコのセレクションBOXとなると、金額が高くなるので「ちょっとそこまでの勇気は出ない」という方もいるかもしれませんね。

そんなあなたは、中でも比較的安い価格帯の3,000円で買えるものからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

そうは言っても3000円はなかなかの清水の舞台から飛び降りる感がありますが

ちなみ私はこのセレクションBOX1を今年買う前に、昨年「サロンデュショコラ」ではなく別のデパートのバレンタイン催事企画ではありますが、日本のショコラティエ4人の競作BOX(4種1700円ぐらい)でセレクションBOXデビューしました。

セレクションボックスを買う意味

各ブランド渾身の1粒が食べられる

高級チョコの食べ比べ、という贅沢過ぎる欲望を叶えてくれる、「サロン・デュ・ショコラ」のセレクションBOX。

セレクションBOXの”ショコラ“を口に入れて、真っ先に感じるのが、ショコラティエの熱い情熱と、血のにじむような努力です。

こんなに小さくて、繊細で、一口で一瞬で溶けてしまう”ショコラ”。

毎シーズン、顧客に刺激と感動を与えるために、新しい素材を使った新作ショコラを開発しなければなりません。

大げさじゃなくて、そういう職人たちの気概とプライドと、試作に試作を重ねた葛藤の日々が透けて見えるのです。

そういうチョコを口にできることが、まさにチョコ好きの至福の時間♪

 

自分の好みのブランドが見つかる

「正直、高級チョコって色々あって、どこを選べばいいかわからない。。。」

っていう人は多いと思います。

一粒一粒が高級なだけに、大きく失敗するのは避けたいし。。。

そういう人こそ、セレクションBOXを利用すべき。

もちろんセレクションBOXもいいお値段ですが、これで自分好みのブランドがわかれば、安い初期投資だと私は思います。

高級チョコに、そんなに違いってあるの?

と思うあなた、あるんです!!

「あ、このブランドは甘過ぎるな」

「チョコとフルーツソースが今一つ合ってないなぁ」

「あ、ここは甘さもスパイスの効かせ方も繊細で絶妙、私好み」など。

一粒食べれば、自分に合うか合わないかは歴然なんです。

 

サロン・デュ・ショコラ2019のセレクションボックス1

セレクションボックス1の参加16ブランド

サロンデュショコラ2019セレクションボックス1

セレクションボックス1(テーマは”自然”)に参加したのは、次の16ブランドでした。

ジャン=ポール・エヴァン
クリスティーヌ・フェルベール
フィリップ・ベル
フランク ケストナー
ニコラ・ベルナルデ
クリスチャン・カンプリニ
オリヴィエ・ヴィダル
フレデリック・アヴェッカー
ダヴィド・カピィ
パティスリー・サダハル・アオキ・パリ
アンリルルー
パスカル・ル・ガナック
オテル・デュ・キャップ エデン=ロック
フランソワ・ジメネーズ
カンタン・バイィ
キャラメル・パリ

このうち私が食べたことがあるのは、ジャン=ポール・エヴァンとパティスリー・サダハル・アオキ・パリとフランク ケストナーの3つだけ。

あとの13ブランドは初めて食べることになります。未知との遭遇♪ ドキドキが止まりません!!

 

個人的No1決定

16個全て食べた結果、「一番おいしかった!」というブランドを紹介します。

採点方法は、直観的な5段階評価。

見た目は今回意識しないようにし、食べた”味”のみでの評価を目指しました。

同点1位が3ブランドありました。

クリスティーヌ・フェルベール

サロン・デュ・ショコラクリスティーヌ・フェルベール

クリスティーヌ・フェルベールの”ヴァニーユ”

 

ミルクチョコレートが好きな私にとって、これぞ本当にバランスのとれた、美味しいチョコレート、という一品。

香り、甘み、酸味、ほのかな苦み、チョコレートの美味しさが十分に味わえる贅沢なチョコレートでした。

パンフレットには、ヴァニラと、爽やかな酸味が特徴の、マダガスカル産カカオを使用したクーベルチュール”マンジャリ”のガナッシュを合わせて、外側をブラックチョコレートでコーディネートした、と書いてあります。

マダガスカル産カカオとか、マンジャリとか私にはわからないけど、とにかくクーベルチュール(製菓用チョコレート)にも色々あって、素材との相性を考えながらベースのガナッシュを作っているんだな、ということはわかりました。

ちなみにクリスティーヌ・フェルベールさんは女性菓子職人の先駆けと言われている人で、コンフィチュールがお得意で「ジャムの妖精」と言われているんだとか。

ジャムだけでなくチョコも。。。天は二物を与えたんですね~。

 

オテル・デュ・キャップ エデン=ロック

サロン・デュ・ショコラオテル・デュ・キャップ エデン=ロック

オテル・デュ・キャップ エデン=ロックの”プラリネ トゥルヌソル マイス”

 

このチョコの特長は、食感の楽しさ。

カラメリゼしたグリルコーンとひまわりの種入りのガナッシュがミルクチョコレートに包まれていて、噛むごとにつぶつぶさくさく、が楽しい。

チョコレートに固形物が入っているものってたくさんあるけれど、個人的に柔らかいもの(ヌガー、マシュマロ、パフ)はあまり美味しくなくて、ナッツをカラメリゼした(プラリネというらしい)ものなど、固いものが入っている方が美味しい、と思います。

記事を書くにあたって、「何だ、この舌を噛みそうな、そして競馬の馬の名前みたいなブランド名は!」と思いましたが、調べてみると、オテル=ホテルで、南仏コートダジュールの、セレブ御用達の名門リゾートホテルだそうです。

そう言われてみると、南仏コートダジュールの風が感じられるような!?

私ってセレブ舌かしらん♪

 

カンタン・バイィ

サロン・デュ・ショコラカンタン・バイィ

カンタン・バイィの”ヴァニーユ”

 

クリスティーヌ・フェルベールと同じ、ヴァニラのフレーバー。

クリスティーヌ・フェルベールは外側のチョコがブラックなのに対して、こちらはミルクチョコですね。

こちらもクセのない正統派のガナッシュだったと記憶しています。

香りが力強いニューカレドニアの小規模生産者のヴァニラを24時間かけて抽出し、ブラックチョコレートと合わせたガナッシュを使用。

クリスティーヌ・フェルベールの”ヴァニーユ”と意識して食べ比べをしたわけではないので、どっちがどう、というのは説明できませんが、とにかくこちらも文句なく美味しいチョコレートでした。

 

No2にはおなじみのあのブランドが

そして同点2位(評価が4)は、以下のブランドでした。

ジャン=ポール・エヴァン
オリヴィエ・ヴィダル
パティスリー・サダハル・アオキ・パリ
アンリルルー
パスカル・ル・ガナック

仙台の三越にも常設しているジャン=ポール・エヴァンは、さすが日本人に合うチョコレート作りをするなぁという印象。

しかし、日本で有名なジャン=ポール・エヴァンやパティスリー・サダハル・アオキ・パリよりも、私の評価が高かったNo1ブランドが3つもあって、しかも私が全く知らないブランドだったことが驚きでした。

2020年のサロン・デュ・ショコラでは、できれば今回No1ブランドの3つを指名買いしたいです。

※私の中の高級チョコNo1はコチラ→一番美味しいと思う高級チョコは、ヴィタメール。

まとめ

①セレクションBOXを買うと、

16個中8個、つまり半分が、星4つ以上のチョコでした。

逆に言うと、その半分は、”普通”かあまり”口に合わない“ものでした。

口に合わない理由は、甘みが強すぎる、またなじみのないハーブが使われている、など。

基本、ヨーロッパで作られるチョコレートなので、日本人の味覚とマッチするかどうか、というところが問題ですが、今回、半分くらいは日本人の私も満足できる味だったので、おそらく、向こうのショコラトリーが、”日本向け”を意識して作っているんだろうなぁと思いました。

日本の高級チョコ市場に参入するショコラトリーが増え、日本人の味覚に関する研究も大分進んでいるような感じがします。

 

②セレクションBOXを買うと、

自分に合った美味しいチョコに出会えた。

ただし、すんごく美味しい!というのは16個中3個ですが(私の場合)。

ただ、星の数ほどある(近年日本進出するショコラトリーはどんどん増えています)高級チョコブランドの中で、自分の好みに合うブランドを見つけるというのは、時間とお金を費やして食べ歩きしないと不可能です。

その手間暇、費用を考えると、高くない勉強代だと思います。

高級チョコにハマっていて、効率よく自分の好みのブランドを見つけたい!という人は、来年の「サロン・デュ・ショコラ」でセレクションBOXを購入してみてはいかがでしょうか?

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