しまじろうの進研ゼミからZ会に変えた理由(ワケ)。

DSC_0395




しまちゃん、という愛らしいトラの男の子のキャラクターでおなじみの進研ゼミの幼児教育教材。

毎月子どもの月齢に合った教材(おもちゃ)が届いて、親向けの読み物も役に立ち、価格も非常にお手頃。

初めての子どもで育児の右も左もわからない私は、0歳から申し込んで、その教材の充実ぶりに驚きました。

0歳育児をしまじろうに大分助けられた私ですが、1歳を過ぎた頃、進研ゼミを退会しました。

そして3歳になって、Z会幼児コースに入会しました。

進研ゼミは0~6歳まで続けられるんですが、途中で辞めて、Z会に変えた理由をまとめてみました。

進研ゼミのこどもちゃれんじを1年で辞めた理由

毎月届く教材の収納場所に困る

進研ゼミの教材は、すごく優秀で、必ず息子はハマって遊んだのですが、月齢が低いので、かさばる玩具系の教材が多く、我が家のおもちゃ収納スペースが進研ゼミの教材で埋め尽くされるようになってしまったのです。

プラスチック製や金属製で、赤ちゃんが乱暴に扱っても外れたり壊れたりしない頑丈な教材。

私が一番嬉しかったのは、0歳のはじめに届いた、特別号のメリーセット。

赤ちゃんを寝っ転がらせるクッションシートに、アーチがついていて、そこに付属の布製のおもちゃがくっつけられる。

童謡を収録した機械もついていて、ボタンを押すと何種類もの音楽が流れる。

初めての赤ちゃんを、どうあやしたらいいかわからなかったので、カシャカシャ音の鳴る付属のおもちゃで気を引いたり、童謡を流して一緒に歌ってあげたり、このメリーには本当に助けられました。

その後も、玉ころがしゲームのようなおもちゃが届いたり、大きなバスに動物を乗せるとバスがおしゃべりするおもちゃが届いたり、0~1歳の赤ちゃんがしっかり遊べるものが届いて、さすが歴史ある通信教育だなと思いました。

ところが、一つ一つのおもちゃが小さい子向けでかなりしっかした作り(大きくて、壊れにくい)で、しかも毎月届くので、段々と過去の教材の処理に悩むようになってしまったのです。

どんなに面白い教材でも、数か月すると子どもは飽きるし、まして新しいものが届けば、そちらに夢中になる。

こっそり捨てればいいんでしょうが、壊れてもいないし、捨てるには忍びないクオリティ💦

結果、私のような整理整頓下手には、毎月ここまでかさ張る教材が届くのは、管理できないので無理だ、ということになりました。

子どもが1歳を過ぎ、おもちゃの好みがはっきりしてきたため、子どもの好きなおもちゃを増やしたいと思った

また、1歳を過ぎると、息子がミニカーで好んで遊ぶようになり、ミニカーをたくさん買ってあげたい、またミニカー関連のおもちゃ(トミカタウンのような)も買ってあげたいと思うようになりました。

ミニカーは小さいので場所はとりませんが、かさばって困る進研ゼミに毎月2000円払うのを止めたら、その分ミニカー4~5台買ってあげられるし、狭小マンションでもミニカーならたくさん買ってあげられるぞ!と思ったのもあります。

思ったほどの”しつけ”効果がなかった(すぐ現れなかった)

進研ゼミの1~2歳向け”こどもちゃれんじぷち”では、しまじろうの歯磨き絵本と歯磨きミラーがついてきて、歯磨きの習慣化も期待できる内容でした。

もちろん絵本を読んで「しまちゃんみたいにやろう!」と言うと素直にやりますが、「しまちゃんの真似をしたい!」という気持ちは息子には特に強くなかったようで、「この先進研ゼミの教材が私の育児をラクにしてくれる」という実感がそれほどなかったのも辞める決意をした背景にはありました。

 

Z会のいいところ

教材は全て紙。ゆうメールで届くので受け取りが楽

Z会幼児コース(年少~)は、教材が紙なので、ゆうメールで届きます。

封筒は我が家の大きめの郵便ポストに入る厚さなので、ハンコいらずで受け取りが楽。

忙しい身には助かります。

そして、立体的な教材は一切なし! 進研ゼミに比べると、潔さを感じるくらい。

息子が飽きるかなと思いましたが、絵本やワークブック、ペアゼットという読み物、どれも興味を持ってやってくれます。

かんがえるちからワークへの息子の食いつきも十分

いわゆる、子どもがやるドリルのようなものが「かんがえるちからワーク」。

一応、これが毎月の教材のメインと言えると思います。(この他にも知育ミニ絵本、体験をうながす読み物、保護者向け冊子があります)

年少のはじめの頃は、問題が少し難しかったようで(早生まれだから?)、私も教えるのに手こずりましたが、中盤ぐらいからは、本当に楽しそうに取り組んでいて、いつも「もっとやる!もっとやる!」と言われて切り上げさせるのが大変なぐらいです。

毎日やると1週間で終わるような量(32P)ですが、私は余裕がやるときに「今日、お勉強やろうか♪」と持ちかけて、1回に5Pぐらいやるような感じです。

使い終わった教材は古紙回収に出すだけ、精神的に楽になった。

絵本以外の教材は、読み終わったら、使い終わったら、翌月や翌々月に処分しています。

紙なので気軽に処分でき、教材がたまるということがありません。

また、仮に少し溜めておいたとしても、分量が少ないので、精神的にとても楽です。

進研ゼミを辞めたことで、新たに購入した知育玩具

進研ゼミは、子どもが喜ぶ知育おもちゃが自動的に送られてくるシステム。

それを辞めたせいかどうかわかりませんが、進研ゼミを辞めた後、私に「何か別の知育系おもちゃや刺激を息子に与えたい」欲求がムクムクと生まれてきました。

そして少しずつ時間をかけて買い与えたのが以下のおもちゃ。

・ピタゴラスプレート
・ニューブロック買い増し
・カプラ(積み木)
・クアドリラ(組み立て式ビー玉転がし)

また、市販の公文の幼児向けドリルも買ってきて、Z会と並行して子どもを一緒にやってみたりました。

成果はまだまだ未知数ではありますが、進研ゼミをとり続けていたら、もしかして私自身が幼児教育やおもちゃについてここまで色々考えたり調べたりすることはなかったかもしれないと思ったりします。進研ゼミの知育教材は幼児教育のプロが作った、遊びながら学べる優秀な教材ですから、その代わりになるものを、無意識のうちに探そうとしていたのかもしれません。

プロにおまかせもいいのですが、あえてそれをしなかったことで、私自身が色々な情報を集め、色々なことを知りたいと思ったり、上記のおもちゃを試してみたいと思ったり、その分親として成長することができたということも言えるかもしれません。

でもまた進研ゼミに変えるときがあってもいいと思っている

進研ゼミの教材の魅力

進研ゼミの年長コースの教材内容を見てみると、平仮名の書き順を動画で調べられるタブレットや時計自体や時計の読み方を教えてくれるアニメDVDなど、就学前に役立ちそうな教材が載っています。

何にせよ、進研ゼミの教材には人を惹きつける魅力があると思います。決して子どもだましではなく、大人たちが練りに練って、日々改良を加えているのが伝わってくるのです。

ペーパーばっかりの勉強に飽きたら、遊び感覚の教材を投入したら、息子のやる気をUPさせることができるかもしれません。

そういう起爆剤として、将来的にスポット的に進研ゼミを利用するのはいいかもしれないと思っています。

自分の子どもに合えば、2年、3年と続けていいし、教材に飽きたり、教材が溜まってきたら半年とかで止めていったんリセットしてもいい。

今は通信教育もさまざまな種類があるので、そのときの親子の状態・気分によって柔軟に利用してみればいいんじゃないかなと思います。

なんだかんだ言って、息子はしまちゃんが好き

この先また進研ゼミにお世話になるかもしれないと思う理由は、息子がしまちゃんが好きなこと。

赤ちゃんの頃から身近にあるから、なのか、それとも無条件に子どもに受け入れられてしまうルックスなのか?息子はしまちゃんが大好き。

進研ゼミを辞めて2年以上経つ今でも、しまちゃんのパペット人形(教材)を持ってきて「今日はしまちゃんと一緒に寝る」と言ったりします。

しまちゃんは幼児コースだけのキャラクターで小学講座は別のキャラクターのようですが、しまちゃんに出会ったことは、私にとっても息子にとってもラッキーでした。


知育絵本本棚




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください