クワガタ、死んだと判断した理由。




クワガタさんに別れを告げました

先日、幼虫から飼育していたクワガタさん(オス)が亡くなり、お別れしました。

初めてのことで、亡くなったのかどうか少し迷ったので、どんな経緯でどういった確認をしたかを記しておこうと思います。

 

亡くなる1週間前の様子

我が家のクワガタが亡くなる前に、予兆はありました。

クワガタの見た目や動きが、それまでと明らかに変わっていたのです。

①片方の触覚が大きく下がる

亡くなる10週間くらい前に、触覚の片方が大きく下がっているのを発見しました。

どうしてそうなってしまったのか、怪我か病気かはわかりません。

②動きがゆっくりで弱々しくなる

動きも緩慢というか、それまでとは違って覇気がない感じ。

それでもずっとじっとしているわけではなく、3~4時間ごとに1回、見てみると、位置は大きく変わっていて、弱っているなりにマットの上を一生懸命に動き回っているようでした。

むしろ、元気なときはマットに潜っていることが多かったのが、潜る力がないのか、ずっとマットの上にいることが多くなっていました。

③ひっくり返る頻度が上がる

クワガタは死ぬ前によく仰向けになる、とネットにあったので、そこも注意してみていましたが、確かに、それまでほとんどひっくり返ることはなかったのに、亡くなるまでの約1週間で3回ひっくり返っていました。

完全にひっくり返るだけでなく、下の写真のように横向きになって動かないということもありました。

こんな風な姿で固まっていることも増えていました。(亡くなった日の朝もこういう姿勢でした)

 

冬眠中ではなく、死んだと判断した理由

次に、私が最終的に死んだと判断した理由です。

①直前から具合が悪そうだった

前述の通り、今までと違う外見・行動が見られていました。

②足を投げ出したままの姿勢で、触っても動かない

朝起きてクワガタの様子を見てみると、足を真横に投げ出したような姿勢で、ずっと固まっていたので、もしかしたらと思いました。

冬眠や仮死状態であることも考えましたが、基本的には足を縮めて丸くなるとのことで、足を突っ張っているこの姿勢は、、、と思いました。

②水をかけたり、あごを刺激したり、触覚を触っても動かない

1日そのまま放置して、様子を見ましたが、動かず。

その後霧吹きで水をかけたり、割り箸でつついてみたりしてみましたが、何の反応もありませんでした。

触覚は仮死中でも触ると微かに動く、とのことでしたが、まったく動きませんでした。

というわけで、クワガタの飼育がはじめてで、冬眠か仮死状態かもしれないという可能性が全くゼロではなかったのですが、直前の様子と、1日待ってみて、動かなかったというのと、色々触ってみて反応が全くなかったというので、最終的に死んでいると判断しました💦

今回のクワガタの場合、突然というわけではなく、弱っているのが明らかに確認できていたので、10日間くらいはずっと「今日は大丈夫かな」という祈るような気持ちで見守っていました。

寒くなってきたから、冬を越せなかったのか、ケージの中の湿度が高すぎたのか、触覚が下がってしまったことが致命傷だったのか、わかりませんが、”死期が近い”ことを感じる様子があったので、私も比較的すんなりと受け入れることができました。

悲しいですけど(涙)。

私が購入時に聞いたクワガタの種類を忘れてしまっていたので、もともと冬が越せる品種かどうかわからなかったのですが、何となく冬眠して来年までも生きてくれそうだと思っていただけに、弱っている姿をはじめてみたときは言いようのない悲しさがありました。それでも、幼虫で購入時から丸2年、昆虫の神秘的な生態をいくつも私たち家族に教えてくれたことに、感謝しかありません。

マットに潜りっぱなしですがメスのクワガタさんはまだ生きているので、引き続き見守っていきたいと思います。

在りし日のクワガタさん(♂)の姿はコチラ→クワガタのいる生活

亡くなってしまったと(思われる)クワガタさん。合掌。