最近、めざましく子どもの成長を感じるのが、ストライダーの乗り方です。
目次
購入時点の息子(2歳)の様子
私と夫、ともに運動が得意なわけではなく、夫は普通、私は運動音痴なほう。
そんな間に生まれた息子は、首すわり、寝返り、つかまり立ちはいたって標準的な月齢。ハイハイ期間が長く、歩き始めたのは1歳3か月でした。ハイハイの状態からは、もう少し早く歩きそうだったんですが、慎重な性格からか、歩き出すのは遅かった印象です。発達が進んでいるわけでも、特別運動能力に秀でているようにも見えず、いたって普通な2歳児でした。
ただ、1歳の頃から、のりものに興味を示しました。ミニカーで遊ぶのはもちろん、道端にとまっている自転車や台車のタイヤにも触りたがっていました。
つまり、購入時点での息子2歳は、こういう子どもでした。
・運動能力は普通
・性格はちょっぴり内気で慎重
・のりものが大好き
半年間はあまり乗らなかった
ストライダーを購入当初は、家の中で乗らせていました。案の定、息子の食いつきは良かったです。少し慣れた頃、公園で乗せてみました。
公園でも乗りましたが、最初は5分くらい、それから10分、と少しずつ乗る時間が長くなっていきました。
でも、「今日は公園でストライダーする?」と聞いても、「しない」と言うときも多く、ストライダーを持っていかない日が長く続くことも。公園では砂場遊び、かけっこ、サッカーボールなどをしていました。
2歳後半から大好きに。技術も上達
そんなこんなでストライダーの存在も私の中で、少し薄くなりかけた頃(笑)、息子のストライダーブームが!
「お散歩行くよ~」と言うと、「ストライダーで行く!」と言うようになり、いつしか公園までの歩道(車道とは分かれている広い歩道)でも乗るように。
以下、私も驚いた、息子の成長です。
足の運びが上手になり、早く走る→両足を離すまでに
初めはゆっくり乗っていましたが、次第に足の運びが上手くなり、駆け足ができるようになりました。ストライダーに乗って走られると、私も小走りにならないと追いつけない💦 今は駆け足でスピードをつけた後、両足を離して乗ったりしています。好きこそものの上手なれ、です。
乗らないで押して、という場所では、ちゃんと降りて押す
マンションの中や、狭い路地など、ストライダーを降りなければいけない場所では、「降りて押してね」と言うのですが、特別教えなくても、私たち親が自転車を押すのを見ていたのか、自分でもストライダーを降りて、片側に立って、押して歩きます。決してストライダーを放り出すようなことはありません。自分が疲れたときは、「お母さん(代わりに)押して」と言って私に預けます。
自分のものだ、という意識がしっかりとあるようです。
歩いては行かない遠い公園へも、ストライダーだと行く
ストライダーのことを、自分の自転車だと思っているようで、ストライダーで遠出をしたがります。乗りながら行ける歩道の広いルートを選ぶ必要がありますが、歩きだと途中で飽きてしまうような少し遠い公園へも、子ども自ら率先して行きます。
帰りに疲れて「抱っこ~」となってしまったりもしますが、少し休むとまた乗ってくれて、ストライダーでほぼ往復したりします。
息子に見る、ストライダーの始め時
ストライダーの公式対象年齢は2歳~5歳となっています。
我が家は2歳5ヶ月頃に与えて、3歳頃がストライダーのピーク、4歳過ぎた頃から段々乗らなくなっていきました。
そう考えると、ストライダーを実際に乗る期間は意外と短い。
私がベストと思うのは、2歳半頃。
もちろん歩き始めた時期や本人の運動神経もあるので個人差はありますが、「できるだけ早いうちから自転車に乗るためのバランス感覚を身につけさせたい」ということが目的なら、2歳半頃からなら、おおむね楽しんで乗るようになるのではないでしょうか。
ただし、子どもが4歳半になった今の時点で私が後悔しているのは、ストライダーだけではなく三輪車も乗らせるべきだった、ということ。
ペダルをこぐ、という体験がストライダーではできないため、4歳半の息子は、幼児用自転車や幼児用カートのペダルこぎが上手くできないのです。
ストライダーを自転車に乗るためのアイテムのひとつと考えるなら、ペダルをこぐ練習ができる三輪車も合わせて体験させてあげましょう。
二つ買うとお金はかかりますが💦
ストライダーの注意事項
慣れると公園だけでなく、公園までの公道でも乗りたがるようになるストライダーですが、そもそもブレーキのないストライダーは公道では走行禁止とのこと。
公園も、ストライダー禁止と明示しているところもあります。
それを知って私も、公園以外では、道路と明確に区別された広い歩道(対抗者・対向自転車と十分余裕を持ってすれ違える幅の歩道)限定で、乗せるようにしています。幸い住んでいるマンションの周りはこういう歩道が多いので助かっています。
確かに慣れてくるとスピードが出て、たかが幼児の遊具と言っても、周囲の人にとっては、危険を感じることもあると思います。ストライダーを乗らせる場所のマナーを守って、もうしばらくの間、息子とストライダーを楽しみたいと思います。
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