糖質制限と言えば、ケーキはご法度というイメージですが、シャトレーゼでは、低糖質のケーキやプリン、アイスを販売しているということで、早速食べてみました。
目次
糖質86%カットのショートケーキ
スポンジ生地が想像以上にフワフワ!
自分で糖質オフスポンジケーキを焼いたこともあるのですが、糖質の高い小麦粉を使わず、代用品のおからパウダーを使うと、パサパサになりがちになり、パサパサを防ぐためにバターを増やすとねっとりする。。。
と、小麦粉を少なくしてしっとり&フワフワのスポンジケーキを作ることはかなり難しかったです。
ところが、このショートケーキのスポンジ部分は、糖質オフでないケーキのスポンジとさほど変わらないほど、しっとり、フワフワでした。
こちらのケーキは、原材料名を見ると、小麦粉のかわりに一部は大豆粉、そして砂糖の代わりにエリスリトールとマルチトールを使って糖質オフを実現しているようですが、糖質オフなのに、違和感のないスポンジが感動です。
甘酸っぱい苺のジャムがアクセント!
そして、この糖質オフショートケーキには生のいちごの代わりにいちごのジャムが入っているんですが、このジャムの甘酸っぱさがアクセントになって美味しい。
ジャムとは言ってもくどくなく、すっきりとしたとても上品な味わいで、ジャムの酸味が、スポンジと生クリームの優しい甘さを引き立てます。
一番多く使われている原材料は生クリーム?
一般的にはショートケーキと言えば一番はスポンジ生地、そして次に生クリームが美味しさの決め手かなと思いますが、
こちらのショートケーキの原材料名を見てみると、一番先に表示されているのが、”乳製品”。
確かに上部、底部、中部と3層に生クリームが使われており、スポンジ部分よりも生クリームが多い。
生クリームは、ハイカロリーながら、砂糖が入らなければ、低糖質な素材。
糖質制限では上手に取り入れたい機能的な食材です。
シャトレーゼのショートケーキの生クリームは、量は意外とありますが、程よい甘さで軽いくちどけ。
スポンジ生地部分を控えめにして、この生クリームをたっぷりと使い、口の中ですっと溶けていくようなリッチな味わいを追求しているのが美味しさの秘密かな?と思いました。
糖質83%カットのプリン
ここでもクリームとくるみがいい味を
次に食べてみたのが、プリンです。
上にキャラメルクリームと砕いたナッツが乗っていて、いかにも美味しそうです。
これは、プリン部分は、すっきりとした甘さで、キャラメルクリームとナッツと合わせて食べることで、深みや変化が出て美味しかったです。
こちらの甘みも、エリスリトールとマルチトールでつけられているようです。
ちなみに、安全な人口甘味料と言われているエリスリトールは、砂糖とちがって、熱してもカラメル化しないそうです。
焦げないし、粘度も出ないということで、プリンのキャラメルは、エリスリトールでは作れないんですね。
だからカラメルソースのかわりに、キャラメルクリームとナッツを追加していると思われますが、これがまた美味しかったです。
クリーム&ナッツがなくなってプリン部分単体になってしまうと、少し物足りないので、私は追いクリームがしたくなりました(笑)
また、色キャラメルクリームの色がカフェオレや栗のクリームにも見えるので、他のフレーバーの糖質オフクリームも食べてみたくなりました。
人というのは貪欲ですね💦
糖質70%カットのバニラアイス
バニラビーンズが入った本格派
最後は糖質70%カットのバニラアイス。
糖質オフのアイスはバニラの他に宇治抹茶・チョコがありますが、基本はバニラだろうと初めての糖質オフアイスはバニラにすることに。
開けてみると、きれいな卵色のバニラアイスの中に点々と黒い点、これはバニラビーンズか!?
値段の割に本格的です。
味、柔らかさ、舌触り、口どけ、全てが普通のバニラアイス
食べてみると、しっかり濃厚なミルク、卵の味が感じられて、舌に残る後味も、普通のアイスと変わりありません。
これ1個まるごと食べて、糖質が5.0gというのは、本当に信じられないほど。
原材料を見ると、豆乳も入り、こちらの甘みはマルチトールや還元水あめでつけられているようでした。
私は冷え性気味なので、夏以外はアイスはほとんど食べないんですが、糖質オフとアイスの相性がここまで良いなら、もっと積極的に食べたいと思いました。
まとめ
3つとも美味しかったが、一番はアイス
正直、そこまで糖質オフスイーツに期待しているわけではなかったのですが、どれも予想以上に美味しかったです。
それぞれケーキ、プリン、アイスとジャンルが違いますが、美味しさに順番をつけるなら、
1.糖質70%カットのアイス
2.糖質86%カットのショートケーキ
3.糖質83%カットのプリン
でした。
私的1位だったバニラアイスには、マルチトールが主に使われているようですが、全般に、食べると、冷やっとするという性質があるとのこと。
なので、アイスや冷菓ともともと相性が良いそうです。
添加物少なめ&長期保存が嬉しい
シャトレーゼの糖質オフスイーツは、原材料の欄を見てみると、余計な添加物はあまり入っていないようです。
もともとシャトレーゼは、添加物をなるべく使用しないお菓子をなるべく低価格で提供する、というのがコンセプトのお店ですから、低糖質スイーツを開発するにあたっても、そこは前提にしたものと思われます。
糖質はオフでも、食品添加物がたくさん入ってしまうと、あまり意味がないので、添加物が少ないのが嬉しいと思いました。
シャトレーゼの糖質オフスイーツは、全て冷凍販売です。
冷凍で販売されているので、購入後、すぐに冷凍庫に入れれば、家でも約2ヶ月は保存が可能です。
我が家の近所のスーパーでもコンビニでも、糖質オフケーキやスイーツは、必ずあるわけではありません。
自宅に思い立ったときにすぐ食べられる糖質オフスイーツがあるということは、糖質制限者にはとても助かること。
無性に甘いものが食べたい~となったときの精神安定剤となってくれます(^^)
血糖値が気になる人は、糖質量だけでなくGI値もチェック
糖質量だけみると、いいことづくめのシャトレーゼの糖質カットスイーツですが、血糖値が気になる方や、糖尿病の方にとって重要なのは、糖質量だけでなくGI値(血糖値の上昇度を表す)もなので、注意が必要です。
エリスリトールのGI値は0ですが、シャトレーゼの糖質カットアイスに使われているマルチトールのGI値は35で、低GIであり、緩やかではありますが、確実に砂糖の35%は、血糖値を上げるということ。
糖質は少ないですが、食べても血糖値が全く上がらないというわけではないので、食べすぎは要注意ですね。
上白糖 GI値=109
エリスリトール GI値=0
マルチトール GI値=35