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年に一度の誕生日に甘党が選んだ今年のケーキは・・・
甘党ですが、糖尿病予備群につきケーキ類の摂取は極力控えている私。
でも、年に一度の誕生日、自分の好きなスイーツを食べたい!
というわけで地下鉄と仙石線を乗り継いで、街角系老舗洋菓子店の「すがわら」さんにケーキを買いに行ってきました。
ここはリーフパイが有名で、2年ほど前に私も職場の差し入れに買ったことがあるんですが、そのときに生菓子のショーケースが目に入り、生ケーキも美味しそう🤤と思ったのと、実際ケーキが飛ぶように売れているのを目の当たりにして、
いつか、すがわらの生ケーキを食べたい・・・
と思ったのを、ちょうど思い出したのです。
恐ろしや、甘党の執念💦
そして私が記憶に残っていたのが、予約しないと売り切れてしまっていた「メロンシャンテ」というケーキ。
この私の中では幻のケーキをメインに、「すがわら」さんの定番商品のバナナのタルト、シュークリーム、アップルパイを予約して買いに行ってきました。
凝ってはいないけれど、カスタード、生クリーム、生地が心が洗われるような実直な美味しさ
まずは気になっていた「メロンシャンテ」。
こちらの初夏の看板商品のようです。
といっても私はどんなケーキかわからないのでカットして中身を確認。
コンポートしたメロンと生クリーム、カスタードクリーム、スポンジも少し、で成っていました!
下の土台はメロンの皮を利用しています。
メロンと2種のクリームという、シンプルさ。
このメロンシャンテはちょっとお高くて600円~700円(時価)なんですが、メロンの生の果肉をここまで(ほとんどメロン)使っていることを考えれば、むしろかなり良心的な価格ではないでしょうか?
スポンジは限りなく無いので、メロンのショートケーキ的なものをイメージされるとがっかりされるかもしれませんが、カスタードクリームも生クリームも絶品ですし、メロンも生のまま!?というぐらいの自然な甘さ。
これは美味しいメロンありき、そして「すがわら」さんの心が洗われるようなシンプルイズベストなクリームありきの逸品だということがよくわかりました(⌒∇⌒)
クリームと生地が美味しければみんな美味しいの法則
他に買ったのはバナナのタルト、シュークリーム、アップルパイ。
バナナのタルトはバナナと生クリームの黄金比で、外側にまぶしてあるパイのかけらがアクセント。
言ってみればほぼ生クリームとバナナだけ、なのにどうしてこうも幸福感があるのか。
小ぶりなシュークリームの皮はしっかり、中はラム酒が香るカスタードクリーム。
カスタードクリームにはうるさい私も、このカスタードには文句のつけようもなく、、、
血糖値を気にしなければ3個くらいは一気にいけそう。
アップルパイは、外側の皮のサクサクさと、煮りんごのしっとり感に驚く。
個人的にアップルパイはシナモンをきかせたスタイルが好きなんですが、これはシナモンが主張しないので(入っていないと思う)万人向け。
ピースも美味しかったけれど、りんごが少しで物足りなかったので、アップルパイはホールで買うべきでしょう。
昭和、平成、令和を生き抜く町の洋菓子店の底力
今回、「すがわら」のケーキやパイを食べて、コンビニでスイーツがいつでも100円台で買え、お取り寄せで地方にいても有名パティスリーのケーキが買える現在、それでも町のケーキ屋さんに確固たる存在意義を感じました。
保存料が入っていない、甘すぎない、シンプルで体に優しいケーキ。
送料や過剰包装の煩わしさもなく、ふらりと立ち寄れば、季節に合ったそのときの一番の素材を使ったケーキに出会える。
「すがわら」は、ケーキの種類は決して多くはないのですが、メロンの時期が終わったらマンゴーのタルト、そして秋にはモンブランとその季節ごとに看板商品が入れ替わるので、季節ごとに足を運びたくなってしまいます。
マンゴーのタルトも、モンブランも、きっと絶対美味しい😋