小学校低学年の夏休みに! 我が家の小1男児がハマったおすすめ本




小学校1年生の男の子を持つ、読書大好き母です。

子どもたちにとって、夏休みは時間がいっぱいありますね。

普段は忙しくてゆっくり本を読んでいる様子がない、この機会に本をじっくり読んでほしい、と思っている保護者の方も多いのではないでしょうか?

そこで、本に好みがあったり、苦手意識のあるお子さんでも読みやすい、子どもたちの” 今 ” 興味のあることに寄り添う本を集めてみました!

イラストやマンガもたっぷりで、リラックスしている夏休みに読むのにぴったりです。

実際に息子がハマったという保証つきです(笑)

お子さんの本選びの参考にしてください(o^―^o)

 

ほねほねザウルスシリーズ(岩崎書店)

まずは低学年向けのシリーズから。

「ほねほねザウルス」と言えば、スーパーのお菓子売り場にある、恐竜をモチーフにしたガムつき玩具のシリーズです。

恐竜のホネを組み立てて作るキャラクターがなんとも不気味&可愛くて、食玩界の超ロングセラーとなっています。

これはその世界がそっくりマンガ絵本になったもので、息子はおもちゃだけでなく、こちらの本にもどっぷりハマっています。

現在24巻まで発行されています。

マンガですが、コマ割りが大きく、言葉も低学年向けにわかりやすく書かれているので、この間まで絵本を読んでいた子どものファーストまんがにぴったりです。

 

あたまがコんガらガっち劇場(小学館)

NHKの子ども向け番組「ピタゴラスイッチ」を手がけるユーフラテスが、朝日小学生新聞に4コマ漫画として連載したもの。

もぐらといるかがこんがらがってできた”いぐら”が、繰り広げる4コママンガは、とぼけていて、皮肉っぽくて、可笑しくて憎めない。

ゆる~い4コマの他に、あみだくじや迷路、ショートギャグなど、幼児~小学生が興味をもつコンテンツが散りばめられています。

中学年ぐらいまで楽しめると思います。

息子がこれを読んでくすくす笑っているのを見て、ユーモアの感覚が発達してきたことを嬉しく思いました。

 

最強王図鑑シリーズ(学研)

これは私が書店の店頭で中身を見て、「面白い!」と直感的に買った本です。

イラストがリアルかつ、生死をかけた闘いの一幕なので、怖めの演出なんですが、強さにこだわる全小学生男子たちの心をわしづかみにすると思います。

1年生の息子も大好きなんですが「怖い夢見そうだから寝る前は読まない」と言っています💦

生き物たち(昆虫、恐竜、水の生き物、妖怪など)が、”もしも”戦ったらどっちが勝つのか!?

攻撃力、スピード、スタミナなど数値化してトーナメント方式で戦わせ、ナンバー1を決定するエンターテイメント感満載のデータブックです。

妖怪が好きな子、海の生き物が好きな子、昆虫が好きな子など、子どもによって傾向がありますが、どれかは絶対にハマるジャンルがあるのではないでしょうか!?

図鑑もいいですが、こういう一歩踏み込んだ形の本も、想像力を自由に膨らませていいんだということを子どもたちに教えてくれるような気がします。

ちなみに我が家は妖怪と昆虫、水中を買いました。次は恐竜を買おうと思っています。

 

ご先祖さまは弱かった!激ヨワ人類史(西東社)

「激ヨワ人類史」は人類がどんな風に進化をとげてきたか、という内容をわかりやすくかみくだいた本ですが、切り口が斬新。

「ライバルと比べて極端に弱かったからこそ、環境に適応する柔軟性を身に着けて、生き延びてきたのだ」という熱いメッセージが下手ウマなイラストともに全編を貫いていて、全国ののび太系男子が勇気づけられること間違いなし。

専門的な内容を、絵やマンガで面白おかしく語ってくれるので、大人も子どもも一緒に勉強できる良書。

ただし少し文章が難しいので、低学年は親が一緒に読み聞かせてあげてほしい。

 

たったひとりのサバイバル・ゲーム! ジャングルから脱出せよ(角川書店)

男の子と言えば、自然大好き、冒険大好き、だと思いますが、親としては自然の魅力と同時に恐ろしさも学んでいってほしいですよね。

これは、ジャングルに遭難してしまった主人公が脱出を目指すシミュレーションゲームブックです。

ゲームブックとして遊ぶうちに、大自然の恐ろしさも知識として身につけることができるので、一石二鳥です。

中学年以降なら一人で読める内容ですが、間違った選択肢を選んでしまうと、主人公が死んでしまうので、低学年の子にはショックが大きいかもしれません。

大人が一緒に読んで、何度もやり直しができるゲームブックの遊びかたを教えてあげてください。

正解が一通りでなく、何通りもあるところがまたいいと思います。

なお、こちらはシリーズになっていてジャングルの他に「灼熱の砂漠を脱出せよ」「太平洋を泳ぎ抜け」「極寒の雪山を脱出せよ」があり、我が家は全巻揃えました。

ゲームの難易度には少し差があると思いますが、いずれも大自然や世界の極地の情報やサバイバル知識が得られるので、どれも楽しめました。

子どもの本の選び方

子どもがある程度大きくなって、自分で読みたい本を選んでくれるようになるまでは、本は親が与えるものになります。

いつでも良書が読める環境を用意してあげることが、子どもの知的好奇心を育む土台となることを信じて、我が家では定期的に本棚の本を見直し、入れ替えをするようにしています。

新しい本を選ぶときに心がけているのは

・色々なジャンル

子どもが好きなジャンルはむずかしめの本を買う

・マンガでもOK

ということ。実際に選ぶ方法は、以下の通りです。

1. 親がネットなどでおすすめされている本を選ぶ
  (信頼できるサイト・ブログ等でおすすめされている本をAmazonで検索しレビューで評価が高かったら買う)

2.親が書店で中身を見て、内容が充実している本を選ぶ
  (書店は注目作やヒット作が店頭に置かれているので、良書が見つかりやすい)

3.書店で本人に興味のあるものを選ばせる
  (子どもに自分で本を選ぶ練習をさせる)

親も子も忙しい、だけど、いつでも家の本棚は、子どもにとってつい吸い寄せられてしまうような魅力的な場所であってほしい、そういう願いを込めて本選びをしています。