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仙台市はゴミ分別に力を入れている
仙台市は、東北唯一の人口100万人超の政令指定都市なので利便性も高く、住みやすい点も多々あるのですが、私的にネックなこと、それが、大きい都市の宿命か、ゴミの分別がけっこう細かいということです。
私が特に整理整頓が苦手ということもあるのですが、にしても、この分別は、リタイア世代や学生といった比較的時間に余裕がある人たちならまだしも、フルタイムで働く一人暮らしの人間がやるのは大変じゃないか!?と常々思っています。
環境には優しくありたいと思いつつも、能力不足で全くエシカルに生活できていない私が愚痴を交えてまとめてみました。
細かい点1.プラスチック製品を3つに分別しなければならない
プラスチック製品って多いですよね。
硬化プラスチックでできているケースから、食品トレイ・包装類、飲料や調味料のボトルまで。
プラスチックは可燃なので可燃ごみで全部捨てたいところなんですが、これを3つに分けないといけないんです。
(もちろん収集日も全部違う)
ケースやおもちゃなど → 家庭ごみ
商品が入っていたプラスチック製の容器や包装 → プラスチック製容器包装
ペットボトル → ペットボトル
これ、意外と大変で、うちのマンションのゴミ置き場でも「プラの中にペットボトルが入っているので回収できません」みたいな張り紙がされて回収されずにプラの袋が丸ごと残っているのをよく見かけます。
プラスチックでできているボトル(透明または半透明)が全てペットボトルで回収できるわけではないのが、本当にややこしい。
手がかりはマークしかないと思うんですが、マークも勢い余って捨ててしまえばわからなくなるし、そもそもゴミを捨てるときに、そこまで細心の注意を払わないといけないのは大変です。
細かい点2.紙ごみの例外
仙台市では紙ごみも分けて出さないといけません。
紙なら全部紙ごみかというとそうではなく、油などで汚れた紙や防水加工、シール、ビニールでコーティングされたものはダメ。
コーティングされているかをいちいち確認しないと紙きれ1枚気軽に捨てられない( ;∀;)
あぁ、気兼ねなく紙を燃えるゴミに捨てられていたあの頃が懐かしい。。。
細かい点3.粗大ゴミを出すまでの(やや)遠い道のり
粗大ゴミは申し込みをすれば有料で回収してもらえます。回収の頻度は2週間に1回です。
手順としては、
粗大ゴミ受付センターに電話で回収を依頼
↓
手数料納付券をコンビニで購入
↓
粗大ゴミに手数料納付券を貼り、回収日当日朝出す(8:30迄)
という流れです。
まずこれが粗大ゴミなのかどうか、それを確認するために粗大ゴミ受付センターに確認することもけっこうあります。
たまに「それは家庭ごみで大丈夫です」と言われると、ちょっとほっとしたり。
粗大ゴミの出し方の注意ポイントとしては、粗大ゴミ受付センターの受付時間が9:00~17:00とお役所的なのと(お昼もやっています)、週明け月曜の9時台とか、3連休明けの午前中とか、ものすごく電話が混んでいて、つながらないことも多いということ。
いつかけてもオペレーターさん達の対応はとっても丁寧で感じが良いんですが、会社勤めしているときは、17時以降も受け付けてほしいなぁと思っていましたね、ハイ。
困ったときは住んでいる区の環境事業所へ
以前、私が紙製の筒(壁に貼るマグネットシートを通販購入したときの芯。直径8cm×長さ90cm)を廃棄しようとしたときに、長さは90cmあるし、紙製だけど厚みがあって折ることも切ることもできないし、
これは紙ごみなのか?
粗大ゴミなのか?
家庭ごみでいけるのか?
と思い、若林区の環境事業所へ問い合わせたことがあります。
担当者にしてもグレーな案件だったらしく、最終的に「ご自宅にのこぎりはないですよね?」と念を押された上で、「今日紙ごみの収集日なので業者に回収させるので、そのまま出してください」となりました。
なので、仙台市のゴミ出しのルールブックを見ても、どうしたらいいかわからないゴミで悩んだら、住んでいる区の環境事業所へ相談しましょう。
最後に、自分への戒めとして一言。
生きることは消費することだ。
すなわち、生きることは、捨てることだ。
例え分別が面倒でも、粗大ゴミ申し込みの電話が忙しくてなかなかかけられなくても、ゴミを捨てるのをあきらめないでいきましょう!