本当は怖い⁉ 発達障害や不登校ビジネス! 

いつのまにか、発達障害や不登校ビジネスのターゲットになっている⁉

「不安」につけいるビジネスとしての側面

私の息子は小学校1年生のときに発達障害(ADHD)の傾向がある、と言われ、それからずっと、日常的に情報収集をしているので、私のスマホには、発達障害関係のサイトの広告が表示されるようになりました。

また、ある発達障害情報サイトをよく閲覧していると、無料セミナーのお知らせがあって、申込むとその後に月額有料会員を勧められる、ということがありました。

さらに、2年生になって学校への行き渋りが顕著になった時期があったので、不登校の情報もよく見るようになったのですが、不登校支援の塾などは数多くあり、有料メルマガや無料セミナー→有料個別相談といった流れで収益化しているのがわかりました。

そういうことがあり、私は息子の状態や将来が心配で必死に情報収集していたわけですが、「私は完全に発達障害または不登校関係のビジネスのターゲットとされているんだな」ということに気付きました。顧客可能性リストに載り、ひっきりなしの営業を受ける。。。

私はネットでお得に情報収集(wifiの通信料はかかれど、情報量自体はタダ!)しているつもりでも、下記のような行為から、発達障害系ビジネスの顧客リストにすすんで名を連ねたわけです。

・無料メルマガを登録 → 有料メルマガへ勧誘される
・無料セミナー申込み → 有料会員サイトへ勧誘される

もちろん、全く何もせずに有益な情報を得ようとムシのいいことを考えているわけではないので、もちろん、顧客リスト向けの情報を提供するのはかまわないのですが、、、

有料メルマガも、有料会員サイトも、毎月定額のお金が出ていくことになりますし、顧客リストに載ることで、その他の商材(有料セミナー、有料個別相談など)も積極的に営業されることになってしまうんですよね。

情報が欲しいのは確かですが、値段に見合う情報であるか定かでないし、1回で済まない匂いがぷんぷんするんですよね💦

「私(たち家族)にはこういう不安があります」と知らせることで、「その不安を解消できる(と私に感じさせることができたら)お金をもらえる」と思う相手がいるんだな、と認識しました。

人の不満や不安はもちろんそれを解消するサービスを売る商機になりますが、こういった根深い悩みや不安を扱う商売に、自分自身のみ込まれないように注意しなければいけないなぁと思います。

いつまで払ってもキリがない?

私が怖いと感じる理由は、発達障害や発達がゆっくりだったりして学校の活動や勉強についていけない子どもと保護者が払うサービスには、はっきり言って終わりが見えません。

発達がゆっくりな子が、そうでない子に追いつくのは、正直とても難しい。

勉強はどんどん難しくなるし、社会に出たら、競争は一層激しくなる。

社会人になって仕事をするようになると、周囲とのコミュニケーションをとりながら、効率的な仕事をして、家事もこなし、体調管理やスケジュール管理はするのが当たり前。

むしろ学校を出て働くようになってからの方が、本人にとってはハードルが高くなることがほとんどだと思います。

周りができることを、自分もできるようにならなくちゃ!!と思うと、就職して大人になってから以降も、「〇〇ができるようになる!」といった能力開発系のセミナーや商材に次々と頼りかねません。

困り事の核の部分(発達障害など)は、どんなサービスを利用しても、決して変わらないということを肝に銘じて、そのサービスの価値について冷静に考えることが大切だと思います。

 

発達障害・不登校ビジネスのターゲットにならないために心得ておくこと

その情報、本当にお金を払わないと得られない??

最近は、発達障害や不登校に対する関心や注目度が上がり、民間でのサービスが色々と増えてきているので、目にすることが多いです。対価は支払わないといけないけれど、自分達の今直面している悩みを、ズバッと解決してくれそうな広告文句に惹かれて、サービスを利用したいと思うこともしばしば。。。

自治体の行う公的支援に比べ、入り口部分が内容もわかりやすいし、気軽で明るく楽しそうな雰囲気なのです。

私は有料サービスを利用したことはほとんどないので、その価値についてはわかりませんが、無料の情報と差異はそれほどないと思っています。例えば、私が自分しか知らない有益な情報を持っているとしても、自分に便宜をはかってくれる相手だけにそれを話し、一期一会の相手にはその情報の逆を話す、ということはあり得ない。初めて会った人にでも、聞かれたら正直に答えると思います。人は基本的に、見返りなどなくても真実を話したいものなのです。

有料サービスを利用する前に、無料サービスを利用し尽くしているか?

①自治体の支援を利用する

発達障害や不登校支援は、自治体が教育・福祉として行っているので、まずそのサービスを利用できる限り利用する、というのが基本。発達支援センターや放課後等デイサービスや教育相談、不登校の相談窓口など、自分達の状況と関係があると思われる機関に積極的に相談する。言われることがまちまちで、かえって混乱するという場合もありますが💦 担当者との相性というのもあるので、うまく意思疎通できなかった場合は、違う部署に相談したり、数年後担当が変わっているかもしれないので再相談してみるのもいいと思います。

②図書館で関連書籍を借りる

本というのはもともと有料の情報です。それが無料で手に入る図書館はやっぱり魅力的。

難点は、情報としての新しさはない、ということ。原稿が本になるにも、本が図書館に置かれるまでにも、日数が経っています。しかし最新の情報ではないにせよ、専門家の意見をタダでじっくりと聞くことができるのは、貴重です。

③インターネットで情報収集

個人の経験談や専門家のアドバイスなど、幅広い視点からの有益な情報が簡単に得られるのがインターネットの長所。なかには最終的に有料の発達障害や不登校に関するセミナーや教材に誘導していくサイトもありますが、インターネットはとにかく間口が広く、短時間で効率的に情報収集ができます。

問題は、その玉石混交の記事、情報の中から、自分たちの役に立つ情報を選び抜くこと。無料だからこそ、受け取る側の判断力が問われるので、自分たちのケースに照らし合わせ、自分たちに関係のある情報、信じるに足る情報、試してみる価値のある情報をふるいにかけていくことが大切。

 

始める理由と辞めるタイミングを決める

どうしても必要と思えば、関連ビジネスに出費することは問題ではないと思います。

それで何か問題が解決することがないとも言えないから。

また、例え失敗したとしても、失敗を学べたならそれはそれで貴重な経験。ただ、月額制のサービスだったり、次々に新しい商材を売り込まれる状況で、特別必要でないものをずるずると購入している状況であれば、すっぱりと辞めた方がいいと思います。

始めるときには、何かすごく困った状況があって、それが解決する、と信じたから始めたと思います。

始めた理由を、常に意識する。

そして、その目的が叶ったら、辞めるタイミングです。

発達障害児を育てていると、問題が解決したと思ったら新たな問題が勃発したり、一度解決したと思った問題に再び悩まされたり、悩みは尽きないものです。なので、一つ一つの問題に対して、「この問題にはこの方法が効いて、このサービス(セミナー、教材、個別相談)は無効だった」とはっきりとジャッジする振り返りの時間を設けるといいのかなと思います。

無駄と判断できたものは、すっきり解約したり、以後どんなに営業されても、断ることができると思います。

時間もお金も体力も限りがあるので、今後なるべく無駄なことをしなくていいように、育児のノウハウを自分自身の引き出しに入れて増やしていくことが、あっという間に成長、、、とはいかない発達ゆっくりっ子の親として大切なことかなと思います。

私が発達障害児や不登校に関する情報を調べまくって、頭がウニになりながら、不登校に対する親ができる予防策についてまとめた記事はコチラ↓