オーブンレンジのない我が家。
でも、パンが焼きたい。。。
そうだ、うちにはラ・クックがあるじゃないか!
というわけで、ラ・クックで焼くパン作りに挑戦してみました。
ちなみにラ・クックとは、パロマのグリルパンです。
グリルパンは、フライパンのようなもので、ラ・クックは魚焼きグリル庫内に入るサイズのグリルパン。
我が家はガス台を新しくした際に、サービスでもらいました。
ちなみに私はパンはほとんど作ったことありません。
超初心者でも、それなりにできたので、オーブンがなくてもあきらめないで大丈夫です!
目次
ラ・クックで焼くパン作りスタート!
①材料の準備
次の材料を準備しておきます。
強力粉 200g
砂糖 10g
ドライイースト 3g
塩 2g
ぬるま湯 125cc
強力粉とドライイースト以外は、普段家にあるものなので、準備が楽です。
卵もバターも使いません。
②HBに材料を入れる
一度HBを使わずに手でこねて、発酵も室温(25度)でやってみたのですが、手でこねるのが予想以上にしんどかったので、中古のホームベーカリー(以下HB)をハードオフで買ってきました。シンプルな機能のもので、型も古かったので半額近い金額(2,700円)で買えました。
このHBに、さきほどの材料を、全部入れます。
③【こね発酵】ボタンを押す
HBの”こね発酵”というモードを選択します。
モニターに【1:40】と表示されます。
1時間40分後に終了する、ということなのでしょう、そのままスタートボタンをON。
④HBから出してガス抜き
HBから「ピー」という音が鳴り、こね発酵が終了。
HBが捏ねている最中はわりと派手なグォングォンという振動がありましたが、隣の部屋でお昼寝中の息子は起きませんでした。
1時間40分とけっこう時間はかかりますが、何といっても力作業のこねる作業がないので、HBは楽です!
出来上がりの生地もいい感じにふんわりしています。
その生地を取り出して、拳で何回かパンチしてガス抜き。
プシュッって感じが気持ちいいです。
⑤分割、二次発酵
ガス抜きした生地は分割して丸めて、油を薄く塗ったラ・クックへ。
ここで室温(25度)で20分休ませます。
⑥成形(膨らんだ生地にチーズをトッピング)
生地が二回りぐらい大きくなって、さらに発酵したら、このまま焼いても十分美味しくできますが、
せっかくなので今回は冷蔵庫にたまたまあったカマンベールチーズをのせました。
一応パンの上部をハサミで十字に切って、チーズを埋め込んでみました(パン作りの本参照)。
⑦ラ・クックで焼く
さあいよいよ、“焼き“です!
ラ・クックに蓋をして、弱火で13分ぐらいで出来上がり。
オーブンだと、予熱時間が必要なのに比べて、ラ・クックだと予熱不要のため、焼き上げにかかる時間は短く済みます。
ただし、熱風で火を通すオーブンと違い、ラ・クックはガスの直火で焼くので、底や上部の一部が焦げやすいです。
ラ・クックに油を塗るかわりに、クッキングシートを敷いてもいいのですが、ラ・クックからはみ出さないようにしないと、ガスの炎に触れると燃えてパンが焦げる原因になるので要注意。
蓋にパンが触れても焦げる原因になるようです。
⑧出来上がり♪
焼いている途中から、本当にいい匂いがしていましたが、焼きたてのパンを食べてみると、、、
う~ん、最高!!
ラ・クックで焼いたパンは、外側がパリッとして、中はふんわりしていて、噛みしめるごとに小麦のうまさがにじみだしてくる、香ばしくて味わい深いパンでした!
今、流行はしっとりした生食パンですが、私はこの歯ごたえがある程度あって、卵もバターも使わない、甘さ控えめな、シンプル素朴なパンのおいしさを再確認しましたよ。
結論、オーブンがなくても、パンは焼ける。
オーブンがなくてもパンは焼ける。ただし、
今回、ラ・クックで手作りパンを作ってみて感じたことをまとめてみます。
”こね”と”発酵”はHBに任せた方が良い
やはりHBを使っての生地作りは楽でした。
発酵は、夏場だと室温でOKだったり、電子レンジで発酵するやり方もあるので、必須ではないと思いますが、強力粉をこねるというのは、重労働です。
しかし、よくこねないと、パンは美味しくならない。。。(多分)
HBだと力強くこねてくれますし、発酵もふんわり、申し分ありませんでした。
HBに生地作りをまかせている間、こねのときは、けっこううるさいので考え事とかするには不向きですが(笑)、自分は他のことをすることができます。
というわけで、オーブンはなくても、手作りパンを継続的に作りたいという人は、HBは中古でいいので買うことをおすすめします。
ラ・クックに適したパンの形状がある?
ラ・クックは、今回作った丸型パンを焼くには少し高さが足りないかな?と感じました。
ラ・クック本体の高さは4センチぐらい。
蓋部分の高さは1.5センチ、合わせて5.5センチ。
今回の分量で6つに分けた丸型パンだと、発酵させると高さが出るので、焼くときに蓋の裏に生地がくっついてしまうようなんですよね。
それで、その部分が焦げてしまうようなんです。
多分高さが7~8センチあれば安心なんでしょうが。
なので、今回ラ・クックでも美味しい手作りパンが出来ましたが、もう少し高さが出ないようなパンの形状の方がいいのかな、とも思うところです。
また、高さが確保できる、深めのフライパンと蓋でのフライパンでのパン焼きにも挑戦してみたいと思いました。
手作りだからこそ味わえる、焼きたてパンの美味しさ、また直火グリルで焼くパンのパリっとした美味しさは、クセになりますよ~。
↑魚焼きグリル用プレート。魚も野菜もパンも、これで焼ける!