発達障害児の知的好奇心を伸ばす! 小学校中学年から「理科」「社会」好きな子にするしかけ




理科・社会好きにするために小3からできること

先日記事を書いていて、改めて来年度の春には理科と社会を加えた4教科の標準学力検査が行われることに気づきました。

理科と社会って、どうやって勉強すればいいのか?
小3、9月の現時点ではまださっぱりわかっていませんが、考えてみると、すでに我が家では理科・社会が好きになってもらえるようなしかけ自体はいくつかしているかも?

思い当たることを挙げてみたので、参考になれば嬉しいです。

こども新聞で時事ニュースに触れる

我が家では毎週木曜に息子あてで「読売KODOMO新聞」が投函されます。

 息子も木曜はこども新聞が届く日、と認識していて、楽しみにしています。

新聞、とは言っても、写真やイラスト、漫画の面積が大きくて、一見大人が読むフリーペーパーみたいな感じ。実際、うちでは地域の情報誌フリーペーパーと同じ曜日に届くので、どっちがどっちだ!?と一瞬わからなくなります。

新しい新聞が届くと息子が真っ先に読み、その後夫、そして私と結局家族全員がほぼ毎号読んでいます。大人も知らないことが書いてあったり、知っていてもうまく子どもに説明できないようなことを上手に説明してくれていることもあるので、こども向けの新聞は、社会に関する興味を引き出してくれるので、かなりおすすめです。

ドラえもんの学習まんがで理科・社会の入口を楽しく学ぶ!

ドラえもんの学習まんが、息子はよく読んでます。
ドラえもんということがまず読みやすいし、内容も非常に良くまとまっています。

中学入試対策としてのこういう小学生向けの学習まんがや読み物は、中学受験しない子にとっても、科目の勉強を総合的にとらえるのに、かなり役立ちます。

小学3年生の息子は、普通の漫画のドラえもんも、学習まんがのドラえもんも特に区別なく楽しんで読んでいます。学校でも「理科」「社会」はザ・勉強という感じではなく、まだ楽しい教科なので、勉強をしているという感覚や気負いなく内容を捉えているのでしょう。

高学年になってくると、勉強を想起させる学習まんがへの抵抗感も出てきたりするようなので、個人差はあると思いますが、小3前後で導入してみるのをおすすめします。

ドラえもんの学習まんがは色々なシリーズがあって、100冊以上出ているそうです(!)。
私の選び方は、直観で良さそうと思った本、息子が苦手そうなジャンル、教科書で詳しくやらないけど重要と思われるジャンル、です。
一度にじゃなくて、ぽつ、ぽつとその時気になる内容のものを買い足しています。
運動が苦手な我が子、体育のドラえもんまんがも読んでいました。身になっているかどうかはわからないけど。。。

↓選び方は、こちらのサイトが参考になりました。

「まぎらわしい現実の大図鑑」でワクワクする

理科と社会の学習に図鑑は欠かせないもので、おそらくほとんどの家庭に何らかの図鑑シリーズはあると思います。

でも、もっとこの世界の森羅万象全てについての興味を深めてほしい!と思ったときにおすすめなのが、この「まぎわらしい現実の大図鑑」です

この図鑑が他の図鑑を差し置いておすすめな理由が、著者がアンドレア・ミルズという人で、外国の方が作った図鑑だということ。

外国の人の発想や視点による質問と答えが、非常に新鮮。その視点に合った大胆なビジュアルも魅力的で、子どもだけでなく大人もぐいぐい惹き込まれます。

読み物としてとても面白いので、我が家では寝る前に親子で読んでいます。

旅行で「生きた勉強」をする

発達障害児,旅行

旅行に行くと、自分が住んでいる地域とは違った風土や慣習、文化に触れることができます。

景色、温度の差、空気の質、臭い、食べ物の違い、など五感で”違い”を体験することは、皮膚感覚で身に付く一生モノの”教養”になると思います。

あまりお金がなくても、お隣の県に行ったり、同じ県の反対側に行ってみるだけでも、新たな発見がたくさんあると思います。

百聞は一見に如かず、です。

まとめ

小学校、中学校、高校と段々と学校の勉強は難しくなっていくものです。
でも、そもそも「理科」も「社会」も生活に密接に結びついていて、とっても面白いし、役に立つ!って実感があれば、少しでも前向きに取り組めるような気がしませんか?

身近な生活と、学校での勉強をつなぐ経験として、我が家で取り組んでいることを挙げてみました。