あれだけやった九九はどこいった!? ”あまりのあるわり算”ができない小3に母が熱血指導

あまりのあるわり算




  

小3の7月、息子が宿題でつまずいていて、算数の新しい単元”あまりのあるわり算”がわかっていないことが判明しました。


家で教えているうちに、つまずいているポイント、今後の対策がわかったのでまとめてみました。

母絶句。あまりのあるわり算ができない!

あまりのあるわり算とは

17 ÷ 5

のような計算のことです。答えは「3あまり2」。2年で習った九九を使ってとく計算です。

しかし、この”あまりのあるわり算”が並ぶ宿題を前に、「わからない」と泣きべそをかく息子。

ええええっ‼(えが多い💦)

解かせてみると、計算の方法もよくわかっていないし、九九もウロ覚えだし、あまりを出すための二けたの繰り下がりのない引き算もときに間違っている!

母、一瞬パニック。
足し算も九九もマスターしているはずだったのに…‼
忘れるの、早くない⁉

母の心当たり…元凶は学校の宿題!?

なぜ母も驚くようなところでつまずいてしまっているのか、その原因については、次のようなことが考えられました。

原因①あまりのあるわり算は、低学年算数のつまずきどころとして珍しくはない

調べてみると、小学3年生の算数はつまずきどころがいっぱい!
わり算、位・目盛、時間と距離の計算や、計算の中の□を求める問題、分数などなど。

息子が難しいと感じた「あまりのあるわり算」も、実はつまずいてしまう子が少なくないようです。私が感じたつまずきどころとしては、
 ・わり算 という新しい概念にまだなじめないから
 ・足し算・引き算・九九を全てマスターしていないとスムーズに解けないから
という点。

小学校1~2年の1~2けたの足し算・引き算、九九を十分に習得している子であればいいのですが、我が子のようにそれらの計算が得意でもなく、授業・宿題で以外でほとんど計算をしていない子には、計算の実力を問われるこの単元はそもそも苦手だと思います。

原因②平日は学校の宿題だけで手一杯!

うちの息子が小3にして計算が苦手なのは、”練習問題”嫌いだから。
そもそも苦手な上、2年生では家庭で自主的に頑張っていた計算プリントを、3年生になって、全くやっていない。それは、今年度になって始まった学校の宿題、漢字の書き取り1ページの負担が彼にとって重過ぎるから。

宿題は、問題数が10問程度の計算プリントと、漢字の書き取りノート1ページで、一般的には問題ない内容に思えますが、下記の特徴を持つ本人にしてみれば、同じ漢字を20回も書く漢字の書き取りは明らかに苦手なこと。
 ・書くのが遅い(動作性IQ 平均より低いことと関係あるかも)
 ・反復練習が苦手(ADHD 単調な作業の繰り返しが辛い)

もちろん、漢字は一般的にはたくさん書いた方が覚えるのですが、我が子の特性にはミスマッチ。。。

原因③休日も金曜の宿題を分割してやるだけで、復習を一切やってこなかった

平日はそんな感じで宿題だけで終わり、実は休日も息子は金曜の宿題を金・土・日の3日間で分けてのんびりやっていて、私も息子が嫌がるので家庭学習を休んでしまっていた。。。

休日だけでも、家庭学習で計算の復習をしていれば、違ったと思います。母反省💦

母の目が黒いうちは・・・対策

と、まあ思い当たる節はあり、私もすぐ対策に乗り出しました。
母が勉強を教えられるうちは、息子を勉強わからない地獄に陥らせるわけにはいかない‼

以下、私がやったことです。

①ホワイトボードで説明、はじめは九九表も使ってOK

まずは家にあるホワイトボードで一から丁寧に教えました。
計算の意味はわかったようですが、実際の計算となると、
九九がわからないのでやる気をなくす。単純な引き算を間違ってまたやる気をなくす。
という問題点を発見。

そこで、九九はホワイトボードに九九表を貼って、見てもいいことにしました。
すると、安心して解きはじめ、慣れてくると途中からは見ないで解くようになってきました。

10問くらい私が隣で声をかけながらやると、ようやく一人だけでやりはじめました。(まだやるの~?と文句は言っていましたが)

丸つけをすると、あまりの数が割る数より大きくなっている‼
九九が完全に定着していないからこういうミスも起きます💦
しかしこれも説明して、何とかわかった模様。

時間を置いて、さらに20問させると比較的すらすら解き始めました。
良かった‼

②苦手な九九の段を見つけ、再暗唱

息子の場合、九九は虫食い的にところどころ忘れているようですが、本人に聞いてみると特に6の段がわからないとのことでした。

九九がわからなくても答えは出せますが、スピードに差が出るし、そもそもこの単元は2年の九九を復習する意味合いなんだろうと思い、ここでもう一度暗唱をしてもらうことにしました。

親と子で九九暗唱のスピード勝負! ってことをやると、まだまだノッてくれる息子。助かる。。。

②平日はできるだけ、週末には必ず復習プリントをやる

この復習プリントをやる時間を継続的に捻出するのが一番大変です。
しかし、この「計算の練習をしないと、あっという間に計算ができなくなる」という危機感を身近に感じた今こそ、母子が本気になる時。

息子も計算がすらすらできるようになったことを喜んでいたので、平日はなるべく、そして週末は10問でもいいので、計算を定着させるための振り返りの時間を必ず続けていこうと思います。

母が教えられるのって、あと数年だと思うけどね(涙)

小2からすでに”家庭学習しないとついていけない”、と感じていましたが、やはりちょっと油断したらすぐ学校の勉強についていけなくなる、、、
怖いですね、小学生。。。

気を引き締め直しました。
今回の件で、息子の勉強について家庭でのスタンスとして今後も気を付けていきたいと思ったのは次のことです。

つまずきを発見したら、すぐ手を打つべし。

やはり早期発見・早期解決が大事。

子どもが勉強についていけないのを、放置しない。
算数は積み重ねなので、2年生でできていても、3年生であやふやになったら、4年生では全くわからない、になる。”わからない”の種が、雪だるま式に大きくなっていく。

でも、”一度覚えたことがあやふやになっている”ってことにすぐ気づいて対処したら、そこまで大変じゃないです。
1日で”できる”まで持っていけます(ました)。

公文をやってきた子がうらやましい? 否、本質はそこではない。

今回、母の脳裏をよぎったのは、
こんな計算、幼稚園の頃から公文をやっている子ならちょちょいのちょい♪なハズ、ということ。

でも、思い直しました。
大事なのは、わり算とあまりの考え方。

わり算の考え方は、日常生活でもよく使うから、これは大切。
1000円のお小遣いで200円のおもちゃが何個買えるか、だから、とっても大事。

ただ、今もこれからも、計算自体は高性能な機械がやるんだから、計算が早いとか正確とか、それは「生きる力」には関係ない。

わり算の考え方がわかって、計算のルールがわかれば、それでいいんじゃないかと。
大事なのは、勉強ができなくて、自己肯定感が低くなる、という事態を避けること。

そのためには、”わかる”を積み重ねて、自信にしてあげること。
積み重ねが苦手なら、積み重ねられるまで、一緒に学ぶこと。

上を見上げて悲観したりせず、我が子なりの手応えを日々感じさせてあげたいです。