仙台市天文台はアクセス不便だけど楽しい場所だった!

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先日、ずっと行きたいと思っていた仙台市天文台に行ってきました。

我が家は車がないので、「遠いよなぁ」と及び腰になっていましたが、ひとたび行ってみると、とても楽しい空間でした。

私も4歳の息子も満足して帰ってきたので、良かった点などをまとめてみたいと思います。

バスは1時間に1本。乗り遅れてタクシーに。

やはり一番の難関は、アクセス。

車で行ければ何の問題もありませんが、それ以外だと覚悟が必要かも。

仙台駅から仙台市天文台の前までは、2社(愛子交通タケヤ交通)がバスを運行してくれていて、所要時間は約30分。

ただし、2社とも運行間隔は、約1時間に1本。

私は最初仙台駅から愛子交通のバスに乗っていくつもりでしたが、地下鉄を降りてバス停まで思った以上に距離があり、バス時刻に間に合わず、JR(仙山線)とタクシーになりました。

JRの最寄り駅は愛子駅ですが、そこからもバスに乗らないといけなくて、バス時刻が合わず、駅で1時間近く待つわけにいかずにタクシーです。

とにかくバスの便数が少なく、JRとバスとの連絡も悪いです。

なので、バスで行こうと思っている人は、目当ての時間のバスに必ず乗る!という強い決意と、それでもダメだった場合の予備のタクシー代を持っていかれることをおすすめします。

子連れだと、子どもがグズったり歩いてくれなかったり、いろいろなトラブルがあって、どうしてもバスを逃してしまうことはありますからね。

ちなみに帰りは、仙台市天文台の敷地内から、仙台駅行のタケヤ交通のバスが出ています。

こちらも約1時間に1本ですが、帰りは天文台で時間をつぶすことができるので、問題ありません。

仙台市天文台バス停

展示は小さい子どもにも楽しめる

仙台市天文台展示

観覧料は、未就学児が無料で、大人が展示室とプラネタリウムのセット券が1000円です。

展示スペースは思ったより小さかったですが(1フロア)、幼児でも見て触ることができるように配慮された展示が多かったです。

展示室全体が暗く、星にライトがあたって、展示室全体が宇宙のように感じられる演出も、神秘的で良かったですね。

4歳の息子も、「あっ、ちきゅうだ、ちきゅう!」と地球を発見して嬉しそうでした。

 

子ども必見! プラネタリウムの子ども向けプログラム

仙台市天文台プラネタリウム子ども向けプログラム「ポラリス2」

©PLANETARIUM DE SAINT-ETIENNE PRODUCTION

赤ちゃんが泣いてもOK! 気配りのアナウンス

天文台と言えば、プラネタリウムと思っている私は、プラネタリウムをとても楽しみにしていました。

子ども向けのプログラムがあり、大体1日に1回、11:30~の上映のようです。

行った日は11時頃天文台に到着したので、これに間に合うことができました。

演目は「ポラリス2 ルシアと流れ星の秘密」というもの。

シロクマとペンギンの愛らしいキャラクターが、いかにも楽しそうです。

プラネタリウムに入ると、中はかなり広く、ひとつひとつの座席も大きめでした。

あとで調べたら、270席あるそうです。

この「ポラリス」が始まる前に、天文台のスタッフの女性のアナウンスがありました。

それは、「ピカピカひかるくつは、いすのしたにしまってね」

「ポラリスのキャラクターたちと一緒に宇宙の散歩を楽しんでくださいね」

というような内容で、小さな子どもに語りかけるような、ゆっくりとしたあたたかい口調でした。

そして私が一番いいなと思ったのが、

「小さな赤ちゃん連れの親ごさんは、赤ちゃんが泣いても気にしないでください、お互いさまですから」というもの。

実際プラネタリウム内には、小学校低学年の子どもたちや、その下の兄弟たちを連れたファミリーがたくさんいました。

まだ抱っこ紐の中にいる末っ子も一緒に連れているママ・パパにとって、どんなに嬉しい言葉だろう、と他人事ながら、私も聞いてて心があたたかくなりました。

45分と長めだが、4歳児は最後まで見る

子ども向けといいながら、時間は45分あるので、我が家の4歳児、退屈しないで見ていられるかな、とちょっぴり不安でした。

でも、最後まで見ていることができました。(4歳児には長かったな、と思いますが)

子ども向けのアニメでしたが、私が見ても「流れ星ってそうなのね。ふーん~」と勉強になる内容でした。

息子は映画館で子供向けの映画を見たこともまだないので、シアターのようなところで、椅子に座って大画面の映像を見るということ自体初体験で、興奮したのではないかなと思います。

案の定、小さなお友達が途中から大きな声で泣いていましたが(笑)。

「ポラリス」を見終わった後には、座席脇のボタンを利用したミニクイズ大会などもあったりして、最後までアットホームな雰囲気の上映会でした。

レストランはないが、ホットスナックの自販機がある

館内1Fにはアイスとホットスナックの自販機が

仙台市天文台ホットスナック自販機

仙台市天文台の中にレストランはなく、周囲は住宅地で、歩いていける飲食店は見当たりません。

車で来ていれば、近隣の錦ヶ丘ヒルサイドモールや愛子駅に行く途中の道路沿いに飲食店はいくつかあるんですけどね。

ただし、朗報があります。

天文台の1F、入り口から見て左手奥に、ホットスナックの自販機があるんです。

ホットドッグやおにぎり・たこ焼きなど、小腹を満たしてくれる軽食が買えるようになっています。

冷凍食品をチンして出してくれるホットスナック自販機。

個人的になんか懐かしくて嬉しくなってしまいました。

昔行ったスケート場にあったなぁ。。。

ちなみにホットスナックの自販機はどの商品も一律370円でした。

プラネタリウムまで時間が空く場合のおやつに、また帰る前に軽く何かをつまむ、といったことができます(*^-^*)

 

飲食可の休憩スペースはミュージアムショップ奥に

仙台市天文台休憩スペース

入口から入ると正面にミュージアムショップ(グッズ売店)があるんですが、その後ろ側の窓際部分にテーブルとイスが何組か置いてあって、建物内ではここでのみ、飲食することができます。

家から持参した昼食をここで食べることもできます。

このコーナーのすぐ横に、さきほどのアイス自販機とホットスナック自販機があります。

私たちは、ここでホットスナック自販機で買ったおにぎりを食べました。

自販機のおにぎり370円

大人のデートは時間帯とプログラムを狙う

以上、仙台市天文台初体験レポートでした。

次回は、プラネタリウムの子供向けプログラムが新しくなったら、また行ってみたいと思います。

どのぐらいの頻度で切り替わるのかわからないので、たまに仙台市天文台のHPでチェックしなきゃ。

大人がデートなどで行っても楽しいスポットですが、土日の日中は子ども連れでかなり賑やかでしたね。

しっとりと宇宙の神秘に触れたいなら、小中学校が休みの日を避けて、プラネタリウムも大人向けのプログラムをやっている時間帯に合わせていった方がいいですね。

私のおすすめは、土曜の夜のプログラムです。

平日・日曜は開館時間が17:00ですが、土曜はなんと21:30迄(入館は21時迄)。

土曜は7~9月は18:00からゴスペラーズの名曲と星空の「ゴスペラーズ ~Star&Hamony~」が上映されるので、ムーディーなひとときを過ごすのにぴったりです!