老後に移住したい、暖かくて地震がこない政令指定都市はどこか?

老後移住

現在、仙台市に住んでいますが、老後は冬もう少し暖かい場所に住みたいなと漠然と考えています。

田舎移住ではなくて、都市の便利さは損なわず、余生はもう少し暖かい場所でのんびり過ごしたいなぁと。

そして、老後20~30年近くを住む場所として、災害が起こる可能性も気になる。。。

そこで、暖かくて、災害に強そう(災害が起こる地理的要因が少ない)な都市はどこか、検証してみました!

 

政令指定都市20市

移住政令指定都市福岡市

まず、老後移住する都市は、政令指定都市に限ることにします。

徒歩圏(自宅から500メートル以内)で日常生活に必要な買い物が全て済む、ということが老後の生活のひとつの目安なので、ある程度の都市の規模が必要になるため。

身内や友人が訪問する際の交通の便も、都市の規模が大きいとおおむね良いと思われます。

政令指定都市は、以下の20市です。

札幌市

仙台市

さいたま市

千葉市

横浜市

川崎市

相模原市

新潟市

静岡市

浜松市

名古屋市

京都市

大阪市

堺市

神戸市

岡山市

広島市

北九州市

福岡市

熊本市

 

冬季の平均気温

都市の規模の次に私が重視するのが、老後の移住場所として、冬が温暖であること。

それぞれ一番寒い時期12~2月の平均気温を挙げてみると、以下のようになります。

(各地の気温と降水量のグラフより作者が算出)

札幌市  -2.5°

仙台市  2.7℃

さいたま市 4.6℃

(参考)東京 6.1℃

千葉市  6.7℃

横浜市  6.8℃

新潟市   3.7℃

静岡市  7.6℃

浜松市  6.9℃

名古屋市 5.5℃

京都市  5.5℃

大阪市  6.9℃

堺市   6.1℃

神戸市  6.8℃

岡山市  5.9℃

広島市  6.2℃

北九州市 6.8℃

福岡市  7.6℃

熊本市  6.8℃

関東・関西は5~6℃とあまり大差はない感じですが、私が実際東京と大阪に住んだ感覚では、大分違いました。

東京は雪も降ったし、冬はダウンコートがマストではないにせよ普通に「寒かった」記憶があり、大阪は東北育ちからすると「本当にこれが真冬!?」と思うくらい暖かったです。

真冬でも何の躊躇もなく、外出できるところに、東北との大きな違いを感じました。

私の理想とする、真冬でも戸外でのウォーキングが可能な場所としては、関西以南かなぁと思います。

 

ヒートショック率

移住ヒートショック率

そして、北国育ちの私が冬と言えば気になるのが、ヒートショック。

ヒートショックとは、冬場の入浴時、暖かい室内から寒い風呂場へ移動、その後熱いお湯に浸かったりして起きる急激な血圧の変動のこと。

脳卒中や心筋梗塞を引き起こすので冬季に注意すべきことのひとつです。

念のため全国の都道府県の浴槽での溺死人数(原因の多くがヒートショックと考えられる)の表を見てみると、

ワースト2位に福岡県がランクインしています。

溺死人数

温暖な気候ゆえ、家屋の作りがヒートショックを想定していないためか、人々のヒートショックへの意識が低いためか。。。冬季の気温が高い九州で、なぜかヒートショックも上位。

指定都市の中で全国平均を上回るワースト人数が、福岡県と兵庫県でした。

都市別ではなく都道府県別なので大分ざっくりですが、福岡市と北九州市、神戸市には不利なデータです。

 

地震(津波)発生率

日本列島に住んでいる以上、地震はつきもの。

とはいえ、高齢になってからの避難や避難生活、生活の再建には想像以上の困難が伴うことが予想されます。

老後に移住するなら、できるだけ地震に強い街が理想。

現在、大きな地震が来ると予想されているのが、首都直下型地震南海トラフ地震。

では、大地震が来づらい都市はというと、、、

地震予測地図

うーん、関東から四国の太平洋側は真っ赤っ赤ですね~

日本の主要都市が集中する太平洋側が全滅、といった感じです。

うーん、指令都市に住むには、地震は覚悟せざるを得ないということですね。

この地図からは、地震には山陰地方が強いことがわかります。

ただ、山陰は雪深く、指定都市もないので、ここでのイチオシは広島市です。

 

台風上陸数

台風嫌ですよね。

年間の台風の上陸数ランキングです。

上陸数が多い都道府県

順位 都道府県    上陸数
1     鹿児島県   41
2     高知県    26
3     和歌山県   24
4     静岡県    20
5     長崎県    17
6     宮崎県    14
7     愛知県    12
8     千葉県     8
熊本県
10   徳島県    7

※統計期間:1951年~2019年第13号まで(気象庁HPより)

沖縄や九州は台風が多いイメージでしたが、沖縄がランク外、九州が8県中4県しかランクインしていないのが意外です。

また、意外と台風が来ているのが東海地方の静岡県と愛知県。

台風のルートにあたりやすいんですね。

 

県民性

最後に気にしたいのが、県民性。

老後にまで、人間関係の煩わしさで悩まされたくないので、なるだけ人付き合いが楽そうな地域を選びたいです。

日本各地を引っ越した経験から県民性、地域性というのは確かにあると思うので、こちらも参考にしてみます。

他県、または遠方の地域から移住するため、閉鎖的な県民性の場所はNGです。

もちろん一見閉鎖的と思える人でも、いったん仲良くなったらすごくよくしてくれる、ということがあるのはわかるのですが、老い先短いので、やっぱりすぐに仲良くしてくれる人が多いところがいいです。

ちなみに大地震の被害が少なそうな広島県の県民性は、「楽天的、ざっくばらんで人間関係でも付き合いやすい人が多い」とありました。

移住先としては、申し分ありません。

 

総合評価

「暖かく、地震の被害が少なそうな政令指定都市」という条件をメインに検証してみたところ、結果は広島市、となりました。

感想は、意外!です。

何となく日本の真ん中あたり、関東地方や東海地方の都市かと思ってしました。

大地震の確率が低い、という条件がかなり厳しく、他がほとんど撃沈してしまったので、今回の条件では広島市のひとり勝ちです。

実は広島市には筆者が小学生の頃2年ほど住んでいたことがあり、日差しの強さと、真っ黒に日焼けした同級生たちの威勢のいい広島弁(〇〇じゃけん!)の記憶が残っています。

まだ子どもだったからか、地域にもすぐ溶け込めたような気がします。

今回、かなり限定した項目で、かつ都道府県別データで絞ったところもあるため、実際に老後の移住地として住みやすいかどうかは、他の要素(家賃や生活費は妥当か、車がなくても移動に困らないか、医療施設が充実しているか、食べ物が口に合うかなどなど)も考慮しないといけないので、今後、引き続き調査を続けていきたいと思います。