小1の壁でパートを辞めて良かった10のこと。




小1の春。このタイミングで、仕事をいったんやめて、本当に良かった

俗に言う、小1の壁。

ワーキングマザーにとって、子どもが小学校にあがると不利なことが色々あるので、高いハードルになっている、ということなんですが。

私も1歳から5年間、息子を保育園に預けて9時半~16時のパートをしてきましたが、小学校入学に合わせて、仕事を退職しました。

私は正社員ではないので、時短勤務がなくなるとかは関係なかったんですが、そうでなくとも小学校になると、準備物や宿題の手伝いなど、今までなかった親のタスクが増えるし、公立の学童保育も、保育園に比べてサービスの質の低下は否めない。。。

自分の場合、特に”壁”を感じたのが、次の要素。

・子どもが長子、男児、早生まれ(1月末)で同学年の子どもに比べて幼い

・両親、兄弟など頼れる身内が近くにいない

・小学校のことについてきけるママ友がいない

保育園時代から小1の壁については意識してはいたのですが、不利な条件が重なりすぎていると思ったので、仕事をやめるにあたり葛藤はありませんでした。

私がパートを2~3年やめたところで、失うものは微々たるお金ぐらい、それよりも小学校生活のスタートを、息子ができるだけ楽しく自信を持って過ごせることの方が、のちの自己肯定感にもつながって大事なのでは、と思ったのです。

息子が小学校に入学して、約1か月。

この1か月の間、「仕事を辞めて本当に良かった」と思わない日はありませんでした。

どういう点で良かったと思ったのか、次にまとめてみます。

 

小1の壁でパートをやめて良かった10のこと

1.おやつを一緒に食べられる

シンプルに、学校から帰ってきた子どもが、おやつを食べながらほっと過ごす時間を提供できていることに、喜びを感じます。
特に小1の春は、学校のストレスから解放された~というのが見てとれます。これから息子と一緒に手作りおやつも作ってみたい         です。

 

2.早寝早起きをさせることができる

働いていたときは、なかなか早寝をさせることができませんでした。今は、息子の小学校が最優先なので、早寝をさせることができるし、必然的に早起きをしてくれます。

 

3.(想像以上に多い)学校からのお便り、提出物に対応できる

学校からのおたより、多いとは聞いていましたが、本当に多かったです! 学年のおたより、クラスのおたより、学校カウンセラーからのお便り、保健師さんからのお便り、PTAの連絡、などなどとにかく毎日何らかのお便りがあり、全てに目を通した上で、重要度に優劣をつけ、アクションを起こすものは起こし…「働いていたら、読むのが本当に大変だったろうな」と思います。

 

4.翌日の準備、忘れ物の確認が一緒にできる

小学校の持ち物は、38年前の私の小学校時代とほとんど変わらず、たくさんあります。その日の教材に、週はじめには体育着と上靴、3週に1回は給食着です。集金も月1回あります。加えて今はコロナ禍なので「マスク」を着けないといけないし、水道の蛇口で水が飲めないため水筒も持参です。母親の就業率が、私の小学生時代に比べてぐっと上がっているのに、保護者の仕事は約40年前と比べて変わっていないことに愕然としつつ、息子の翌日の準備を手伝ったり、忘れ物確認を一緒にしています。

 

5.習い事をさせることができる

働いているときは、時間が合わず断念せざるを得なかった習い事。送り迎えの時間に制約がないので、習わせたいものを習わせることができます。息子は今、体操と英会話を習っています。

 

6.帰宅後の過ごし方を、日々子どもに合わせて決めることができる

帰宅後手洗い、うがいをしてお便りを出したら(まだ宿題も出ていないので)、あとはその日の気分で何をするか決めます。おやつを食べて公園に遊びに行く日もあれば、室内遊びをする日もあります。誰にも干渉されず、1人で黙々とブロックで製作したり、本を読んだりできるのは、我が家でこそできることだと思います。

 

7.子どもの疲れをコントロールできる

前述の「過ごし方を子どもに合わせて決められる」と似たようなことですが、子どもの疲れが特に感じられるときは、外に遊びに行きたいと行っても、室内遊びを促したり、食べやすいもの(炭水化物多めや果物・ヨーグルトなど)を多く食べさせたり、就寝時間を早めたりといったことを親の裁量でできるため、疲れがたまりにくくなったのか、体調も崩しにくくなりました。

 

8.子どもの興味・関心に寄り添うことができる

子どもの帰宅後、子どもの話をじっくり聞く時間があることで、何に今興味を持っているのか、どんなことで困っているのかがわかる。ハマっているものは、親子でとことん調べつくしたり、困っていることは、親が丁寧にヒアリングして、解決策を一緒に考えることができる。しっかり話をして、「今度はこうしよう」と提案すると、息子も安心してくれるようです。

 

9.上靴を自分で洗わせることができる

息子が保育園のとき「子どもにやらせた方がいいのはわかっているけれど、時間がないから自分でやってしまった」ことはけっこうありました。着替えがそうでした。保育園のときは、着替えの仕方も脱いだ服のたたみ方も保育園で教えてもらいましたが💦反省を踏まえ、毎週持って帰ってくる上靴は、息子に自分で洗ってもらうことにしています。自分のことは自分でできるように丁寧に教える心のゆとりがあるのも、仕事を辞めて時間が生まれたからこそ、だと思います。

 

10.他の子のことや地域の情報を知ることができる

仕事を辞めたので、登下校の送り迎えをすることができるようになり、その中で息子のクラスメイトに会って、話をするようになったり、いつも迎え場所で顔を合わせるクラスメイトのお母さんと話をするようになりました。働いていたときは、地域の情報が口コミで入ってくることはなかったのですが、今は知り合いができ、学校の情報、地域の情報などが少しずつ知ることができるようになってきました。

 

デメリットはない?

現時点で感じているデメリットは特にありません。

ただ、悩んだことはひとつありまして、それは、

放課後の過ごし方、これでいいのか!? 不安だ。。。

ということです。

児童館で過ごす学童保育ならば、過ごし方については基本的に館のルールに則っていて、保護者の管理は及ばないので、言い意味であきらめがつくのですが、家で過ごすとなると、責任は、私。

勉強をどのくらいさせるのか、外遊びをどのくらいさせるのか、はたまたお友達とどのくらい一緒に遊ばせるのか、

全て自由。ゆえに、悩む💦

初めての子育てで、そこまで強いポリシーがあるわけでもなく。

なので、小学生の放課後の過ごし方や児童館で人気のボードゲームや本、小学生におすすめの遊びや活動などをネットでコツコツとリサーチしたりしています。

色々やってみて、あとは息子が興味を示したものを、広げていけばいいかな~と。

 

以上、小1の壁を意識してパートをやめて、良かったと思うこと、でした。

悩んでいる方の少しでも参考になれば嬉しいです(^^♪